エンタメ

上智大「ミスソフィア2018」激戦の美人女子大生たち。勝者は佐久間みなみさん

 上智大学の四谷キャンパスにて11月2日~4日まで「ソフィア祭」が開催され、最終日には「ミスソフィアコンテスト2018」のグランプリが決定した。  運命の結果発表。ウェディングドレス姿の候補者たちがステージに並ぶ。今回、ミスソフィアに選ばれたのは、佐久間みなみさん(国際教養学部 国際教養学科3年)だった。そして、準ミスソフィアには佐々木舞音さん(総合人間科学部 社会福祉学科2年)。
ミスソフィア

ミスソフィアの佐久間みなみさん(左)、準ミスソフィアの佐々木舞音さん(右)

国際教養学部3年の佐久間みなみがミスソフィアに決定!

 西山喜久恵や大橋未歩をはじめ、これまで多数のアナウンサーを輩出。才色兼備な女性が揃うことで知られ、芸能界やマスコミからの注目度も高い。そんなミスソフィアの候補者として、高森史子さん(外国語学部 英語学科2年)、ストーン奈緒美さん(総合人間科学部看護学科1年)、佐々木舞音さん(総合人間科学部 社会福祉学科2年)、佐久間みなみさん(国際教養学部 国際教養学科3年)、坪内優佳さん(外国語学部 ポルトガル語学科2年)の5人がステージに登場した。 ミスソフィア 今年のテーマは「瞬」。実行委員によると、「半年間の活動の一瞬一瞬を大切にして欲しい、そして、活動で得たさまざまな経験を今後の人生に活かし、星の瞬きのように多くの人の心を惹きつける素敵な女性になって欲しい」という願いが込められているらしい。  候補者たちは、5月から当日までの半年間に渡ってイベントなどに参加し、PR活動を行ってきたという。

自己PRタイムでそれぞれの魅力をアピール

 今回のコンテストでは、事前のWeb投票と会場に訪れた観客、協賛企業やパブリシティ関係者の投票の合計で決められる。まずはドレス姿で登場した候補者5人が意気込みを語る。その後、自己PRの時間ではそれぞれが特技や新たに挑戦したダンスなどを披露した。  ミスソフィアを獲得した佐久間さんは、候補者に選ばれる前、今回のテーマについてスピーチをお願いされたとき、こう答えたそうだ。 「“瞬”と聞くと、一瞬の輝きを想像します。そして、その一瞬のために全力を尽くす。そんな生き方も尊敬しますが、私はその一瞬の輝きを求めるより、しっかりと地に足をつけ、長く息の続く人間になりたいです」  そう考えるようになったきっかけは、アメリカで過ごした4年間。それまでは自分の意見がなく、流されるままに生きていた。しかし、アメリカに行った途端、はじめて壁にぶち当たったのだという。言葉が通じず、伝えたいことが伝わらない悔しさに涙を流した。だが、ここで逃げたら後悔する。毎晩、友達と話すための話題を考え、必死に努力を続けて英語を習得したそうだ。その経験から気づいたことは、「輝きが一瞬であろうがなかろうが、それを手に入れるには一瞬の努力では絶対に叶わない。そして、ひとりの努力では絶対に達成できない」ということ。その裏には、多くの人たちの支えがあったのだ。そんな“感謝”の気持ちを胸にステージに立ったという。
ミスソフィア

ギターで弾き語りする佐久間みなみさん

 そして、自分で作詞作曲したというオリジナル曲「To:You」をギターで弾き語りする佐久間さん。「大切な人を思い浮かべてほしい」という言葉どおりの歌詞で聞く人たちを魅了し、演奏が終わると会場は割れんばかりの拍手に包まれたのだ。 佐々木舞音 最後はウェディングドレス姿に着替えて登場した候補者たち。その美しい姿にだれもが息をのんだ。両親への感謝の言葉が読み上げられるなど、まるで結婚式さながらの演出に、中には涙を流す人の姿も……。そして結果発表の時を迎える。各賞の受賞者は以下のとおりだった。

「ミスソフィアコンテスト2018」結果

ミスソフィア 佐久間みなみ 準ミスソフィア 佐々木舞音 ミスリゼクリニック賞 佐々木舞音 ソフトバンク賞 佐久間みなみ DHC賞 佐々木舞音 スマ留賞 佐々木舞音 アナトレ賞 佐々木舞音、坪内優佳 佐久間みなみ ステージ上で受賞の感想を問われると、佐久間さんは「みなさんに『ありがとうございました』の一言を送りたいです」、佐々木さんは「まさか選んでいただけるとは思わなかったです。みなさまの支えがあったからこそ、このような形で終えることができました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
ミスソフィア

写真左から、高森史子さん(外国語学部 英語学科2年)、ストーン奈緒美さん(総合人間科学部看護学科1年)、佐々木舞音さん(総合人間科学部 社会福祉学科2年)、佐久間みなみさん(国際教養学部 国際教養学科3年)、坪内優佳さん(外国語学部 ポルトガル語学科2年)

 今回は上記のような結果となったが、だれが受賞してもおかしくなかったと思う。まだ大学生、人生は始まったばかりだ。将来の夢について、事前のQ&Aでは、佐久間さんは「仕事で世界を飛び回ること」、佐々木さんは「どんな形であれだれかの支えになれるような人でありたい」と答えていた。今回のコンテストで得た経験を糧に、彼女たちは大きく羽ばたいていくことだろう。<取材・文/藤井敦年、撮影/林紘輝>
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート