更新日:2023年05月23日 17:29
恋愛・結婚

ミスコン女子大生が飲み会で食い逃げ。最年長の先輩が取った情けない行動とは

 社会人として長く過ごすと「歳下との会計」の際、自分が多めに払う機会が増えてくるもの。「後輩ができた時におごってあげな」と言ってくれた先輩を思い出しながら、自分も次の世代にエールの酒代を出す。
支払い

写真はイメージです(以下同じ)

 しかし、おごられる側があまりにもそれをまるで「当たり前」だというように振る舞うことにむっとしてしまう時もある。

ミスコン女子大生との飲み会で

 他人に気持ちよくおごるためには、そのための信頼関係がないと難しい。湯谷正弘さん(仮名・27歳)は、ある事件をきっかけにそのことを身にしみて感じたという。 「自分は新卒の頃、まさに“財布を出させてもらえない”状態でした。先輩より酒を飲んでしまった飲み会で、さすがに申し訳ないからと、半分だけでもお金を出そうとした時もあったけど、後輩にやってやればいいからと言ってくれた先輩たち。金欠だった新卒時代を楽しく過ごせたのは先輩たちのおかげでした。  だから僕は今でも、信頼関係のある後輩には自然な気持ちで食事代を出します。しかし、先日の飲み会で、初めて歳下だろうが一銭たりとも出したくないと、そう感じてしまった出来事がありました。 飲み会イメージ 僕は現在事業会社でマーケターとして働いています。ある日の社内メンバーでの飲み会の時のことです。金曜日だったので、終電などもあまり気にせず飲み会に興じていると、途中で一人、お調子者の先輩が合流しました。営業職で人の扱いが上手いからか、女性からもよくモテる先輩は、その日も2人、美女を連れて僕たちに合流しました。彼女たちはまだ女子大生らしく、大学のミスコンに出場していたのだそうです」  この、「思わぬ美女の乱入」に最初こそ喜んだ男性陣だったが…。 「なんとなく職場の愚痴などは言いづらい環境になり、飲み屋に置いてあったトランプやウノに興じていました。女子大生のうち一人は終電で帰り、気づけば時刻も午前2時過ぎ。そろそろ帰るか~なんて言っていた時に、ある問題が起きました。  卓で会計を待っている間に、女子大生がスッと立ち上がりました。そのまま誰に声をかけるでもなく、連れてきた先輩にすら挨拶もせず、カバンを持って店を出ていってしまったのです」
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食い逃げ女子大生に対しての先輩の対応にも、唖然……
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1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。

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