更新日:2021年11月04日 08:47
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「全裸混浴サウナ」に行ってみた。これが“当たり前”の国もある

フィンランド人も混浴サウナで裸は恥ずかしい?

 一方、サウナの本場で知られるフィンランドだが、ドイツと違って旅行者が利用するような施設は水着が主流。地元の人が利用するローカルサウナは裸でも水着でもOKなところもあり、ヘルシンキ郊外のサウナを訪れた際は、全裸派と水着派の男女が混在していた。
ノルウェーのオスロ港で見かけた貸し切りサウナ

ノルウェーのオスロ港で見かけた貸し切りサウナ

 たまたま居合わせた20代の地元女性(水着着用)は、「裸でも平気なコも多いけど、知らない人に見られるのはね(苦笑)」とやっぱり恥ずかしいとのこと。ただし、自宅や貸し切りのサウナであれば男友達とでも裸で入ることがあるそうだ。  また、スウェーデンのストックホルム郊外にある公共サウナに入ったこともあるが、そこは男性専用、女性専用の日を定期的に設けているものの基本は混浴。訪問した日は、先客に恰幅のいい中年女性3人組がいて全員スッポンポン。だが、そんなことを気にする様子もなくすぐに打ち解け、日本の温泉にも混浴のところがあると教えると、「ぜひ行ってみたいわね~」と話していた。  裸目当てに混浴サウナというのは動機としては不謹慎だが、国境を越えた裸のつきあいを楽しむにはまさにもってこいの場所だ。サウナ好きにはぜひオススメしたいが、相手の裸をジロジロと眺めるのはマナー違反。下心丸出しで追い出されないように注意しよう。<TEXT/高島昌俊>
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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