真田広之:日藝にて磨きをかけたアクションと演技で、今やハリウッドで大活躍
日藝出身の俳優と言えば、現在はアメリカに移住し、ハリウッド映画でも活躍している真田広之。
俳優のトム・クルーズやキアヌ・リーヴスとの共演などで、今はハリウッドを中心に活動。派手なアクションや渋い名演技などで引っ張りダコである(画像は本人公式サイトより)
日藝時代は映画学科に所属していたそうで、同級生には同じく俳優の船越英一郎がいたそうだ。在学中は映画を学ぶかたわらで殺陣同好会にも所属し、中学時代から学んでいたアクションに磨きをかけていたという。
幼少期に父を亡くしたものの、めげることなく母の勧めで日本舞踊を学んだり、俳優の千葉真一が主催するアクションクラブに入団したりするといった勤勉かつ熱心な性格もあってか、無事4年間の大学生活を終えて卒業を果たしている。
本仮屋ユイカ:良い意味で“日藝らしからぬ”優等生ぶりで無事に卒業
女優・本仮屋ユイカは日大付属の日本大学第一高校出身で、その後、日藝の演劇学科に入学を果たしている。
2012年から3年間に渡り土曜の人気情報番組「王様のブランチ」(TBS系)で司会を務めるなど、多岐に渡り活躍している(画像は本人公式サイトより)
10歳の頃から子役としての活動を始め、2001年には「3年B組金八先生」(TBS系)にも出演するなど、大学時代にはすでに女優として第一線で活躍していた彼女。
それに慢心することなく、演劇学科で技術を磨いたそうだ。厳格な両親からの「夜遊び禁止令」をきっちり守ったその真面目な性格も功を奏してか、多忙にも関わらず留年などすることもなく無事卒業を果たしている。
三谷幸喜:大御所コメディ脚本家&映画監督は日藝出身者の間でも超人気者
最後は脚本家であり映画監督の三谷幸喜を紹介しよう。
「古畑任三郎」シリーズ(フジテレビ系)といったテレビドラマや、「THE 有頂天ホテル」といった映画まで、数多くの大ヒット作を生み出してきた(画像は本人公式ブログより)
「爆笑問題」と同じく演劇学科に所属。在学中に自ら「劇団サンシャインボーイズ」を結成するなど精力的に活動していた。そんな三谷の様子を後輩であった太田は、「三谷さんは学生の頃からすごい人気者で日大のヒーローだった。自分は教授とケンカして演劇をあきらめた過去があるから、今でも三谷さんを尊敬している」と自らのテレビ番組で語ったこともあるほどだ。
――人の目に留まる明るさや個性が特徴的な日藝出身の芸能人たち。中退しようが卒業しようが、目一杯好きなことに邁進してきた彼らを支えてきた日藝の「ふつうじゃない、が、ふつうです」というスローガンは、芸能界という世界では必須のスキルなのかもしれない。<文/A4studio>