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7payの不正利用問題で「2段階認証」が話題…知っておきたいキャッシュレス決済の安全対策

「7pay」の不正利用問題が世間を騒がせている。セブンイレブンのキャッシュレス決済銘柄である7payは、今月1日にサービスを開始したばかり。それが僅か数日で不正ログインが相次ぎ、7月4日午後の7pay経営陣による記者会見では約900人、約5500万円もの被害が発生したという。ひとり換算では約6万円である。警視庁は、中国籍の男性二人を詐欺未遂の疑いで逮捕した。
7pay

セブンイレブンのキャッシュレス決済サービス「7pay」

 そんな中、インターネット上で大きな話題となっているのが、セブンペイの小林強社長が記者からの質問に対し、「2段階認証……?」と戸惑う様子。当然、「責任者が理解していないのか」という不安の声も見られる。  とはいえ、キャッシュレス決済が一般人まで普及しているとは言えない現状、いまいちよくわからないという人も多いはず。そこで今回は、「安全なキャッシュレス決済サービスの見分け方」も兼ねて2段階認証と3Dセキュアについて解説しつつ、安全性を高める簡単な手段を紹介しよう。

SMSと「2段階認証」って何?

 LINE等のメッセンジャーアプリが普及する以前、日本で最も利用されていたテキスト通信手段はeメールだった。  だがそれと同じ頃、海外ではどの携帯電話にも必ず実装されているSMS(ショートメッセージサービス)が広く利用されていた。友達との連絡や世間話等は、せいぜい数十字程度の短文である。SMSは「ケータイ井戸端会議」に適したテキスト通信手段として、世界の大衆に広く認知された。  ちなみに、SNSは「ソーシャルネットワークサービス」の略語で、これはもちろんFacebookやTwitterを指す言葉である。SMSとSNSは一文字違いだが、その中身はまったく異なる。  さて、LINEやWhatsApp等のメッセンジャーアプリの登場は、より手軽で通信料金のかからない伝達手段を確立させた。それでも各種通信サービスを提供する企業にとっては、今でもSMSは重要な機能である。  たとえば、キャッシュレス決済サービスのログイン画面でパスワードを入力する際、うっかりしてそれを失念してしまった。その際は登録してある個人情報とメールアドレスを入力してパスワードを再発行してもらうのだが、「現在パスワード再発行を要求しているのは本人なのか」という確認をしなければならない。そうでなければ、第三者が勝手にパスワードを変更しているということだ。  だから、サービス運営者が登録者のスマートフォンに対してSMSで暗証番号を送る。それを登録者が入力しない限りは、パスワード再発行が認められない。これが「2段階認証」だ。
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もうひとつの「防護壁」、3Dセキュアとは
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