マッチングアプリで彼女をつくりたい――。ワンチャンやセフレ探しではなく、本気で彼女が欲しい人の“ガチ恋活”の場としての可能性はあるのか? そして実際のところ、女性はアプリ恋活で男性のどこを見ているのか? アプリで知り合った30代後半以降の男性と交際経験のある、年上好き女性3人に語ってもらった。
※写真はイメージです
こんなガチ恋おじさんはイヤだ!
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香菜さん(仮名・27歳)
広告デザイナー。ハイスペなら年齢不問、主戦場はTinderという肉食女子。39歳と交際中
優子さん(仮名・29歳)
30代後半男子を狙って婚活中の公務員。黒縁メガネにヒゲのナチュラルおじさんがタイプ
紗英さん(仮名・32歳)
大手企業OL。射程圏は50代までで46歳との交際経験あり。知的メガネおじさんが好き
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優子:プロフ写真で損してるおじさん、多いですよね。
香菜:鏡越しの自撮りや、集合写真から切り取った画質粗すぎの写真はNG。意外と多いよね。
紗英:カッコつけたキメ顔の人も多いけど、実は勘違い。自然な笑顔のほうが魅力的だと思う。
優子:車とか高級肉をアイコンにしてる人も、自慢げだし、あまり意味ないからやめたほうがいい。
紗英:最近いいなと思ったのは、身長の低い人が「HYDEと同じ身長です」って書いていたこと。これなら低身長でも許せる(笑)。
優子:プロフ文は長すぎるとそれだけで読む気がなくなるよね。1スクロール以内に収めてほしい。「宗教・勧誘お断り」みたいな余計な一文もいらないです。
紗英:引っかかったことあるように見えちゃう(笑)。あと、学歴がイマイチだったり、ウケの悪い職業なら、いっそ書かずに空欄にしておいていいと思う。
香菜:初回デートは、マッチングから3日目くらいで誘われるのが理想かな。時間が空きすぎると「この人誰だっけ」ってなるし。
紗英:この間、金曜の21時から「ちょっと一杯どうですか」って誘われたのがすごくよかった!
優子:2~3杯なら男性もお財布気にしなくていいしね。初回はやっぱり全額奢ってほしいです。
紗英:高い店じゃなくてもいいから、自分が奢れる範囲のお店を選ぶのが重要だと思います。
優子:メッセージやデートで「こんなおじさんでごめんね」とか自虐を言うのは絶対ダメ。こっちは何かしら魅力を感じたからやりとりしてるのに、ヘタに年齢を意識させられたら萎えちゃうかも。
香菜:ハイスペを選び放題の女性が、アプリでわざわざ年上男性を選ぶ理由は“余裕”。せめて付き合うまでは、スマートに振る舞ってほしいですよね。
<取材・文/週刊SPA!編集部>