忘年会で女性からウザがられる男の飲み方、一杯目ビールの評判は…
そろそろ忘年会シーズン。酒が好きな人も苦手な人も、飲む機会が必然的に増えていく季節ではないだろうか。宴席がキッカケで仲良くなれたり、恋が生まれたり……なんてこともあれば、その逆もしかりだ。じつは、女性たちに不評な酒の飲み方や行動があるという。
会社員の友美さん(31歳・仮名)の職場は、酒好きな上司が多く、よく飲み会があるそうだ。その飲み会で目にする男たちの許せない行動があるという。
「乾杯の時の一杯目問題ですね。特に決まりはないけど、ほとんどの人がビールじゃないですか? 特に上司たちは生を頼みます。そこで空気を読まずに、いかにも作るのに時間がかかりそうなカクテルとか、生搾り系のサワーとか頼む若い子がいるとシラけますね……」
確かに過半数が生ビールを頼む場合、先に生が届いてしまう。そして泡がなくなりかけた頃に他の酒が届く様子が目に浮かぶ。
「飲めなくても乾杯だけして、1口2口飲んで誰かにあげて好きなものを頼めばいいのにっていつも思います。とにかく最初の乾杯だけしちゃえばいいだけなのに……。若手だったらしょうがないかな~って思いますけど、さすがにオジサンがそれをするとドン引きですね」
また乾杯だけではなく、飲み会中の食事についても気になることがあるという。
「食べ合わせです。余計なお世話かもしれないけど(苦笑)。飲み会って大体、誰かが唐揚げを頼むじゃないですか。その時にビールやハイボール、お茶割り、レモンサワーあたりなら良いんですけど、カシスミルクとか飲んでる人を見ると『酒飲み始めたばかりの大学生じゃないんだから』って思う。あと、お刺し身を食べながら、カシスオレンジとか。口の中を想像すると気持ち悪くなっちゃう」
筆者も昔好きだった男が鳥貴族で軟骨の焼き鳥を食べながら抹茶ミルクを飲んでいる姿を見て、気持ちが冷めてしまった経験がある。とはいえ、今の20代の若者たちからすれば「ほっといてくれ!」という意見なのかもしれない。個人の自由ではあるし口には出さないが、実は気になっている人も多いだろう。
「男が自慢げに話す酒のうんちくが苦手です」 と話すのは営業職の恵梨香さん(24歳・仮名)。彼女は仕事柄接待も多く、高級な店に行く機会も多いそうだ。
「取引先の方が大のワイン好きなんですが、とにかくうるさいんです。こっちは早く飲みたいのにどこの地方のなんたらっていうブドウの品種が~って、説明が長すぎ。一体いつまで話してるんだよって。接待だし、目上の人だし一応、説明が終わるまで聞きますけどね」
ワインに限らず、ウイスキーなどでも銘柄や品種の背景や奥深さを知ってから飲めば、さらに美味しく……と考えるマニアも多いかもしれないが、だれもがうんちくに興味があるというわけではない。筆者も酒飲みではあるが、それよりも早く飲みたいと思ってしまう。
世代で異なる? 乾杯の一杯目に何を飲むか問題
酒のうんちくよりも早く飲みたい
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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