エンタメ

坂口杏里が体験した、風俗・AVの裏側。客に「ブス!」と罵られ…

ストリップデビュー直前降板の舞台裏

 2018年には借金が1300万円にまで膨らんだ。そのときはいいタイミングで浅草のロック座でのストリップ出演の話が舞い込んだ。ギャラは半月の出演でウン百万。もちろん、すぐさま飛びついた。しかし求められるダンスの水準が高く、彼女なりに必死に練習しても、なかなかその域に到達できない。 坂口杏里<デビュー作だし、きっとお客さんも温かい目で見守ってくれるだろう。むしろウケがとれるかもしれない。誰も坂口杏里に完璧なんて求めてないっしょ。甘い考えかもしれないけど、そのあたりは柔軟に考えてた。(中略)  翌日、スカウトさんから電話があった。 「杏里、言いにくいんだけどロック座のスタッフ全員が全員、杏里は出せないって」 「は?」  あたしは絶句した。  ロック座の公式ツイッターで「諸事情により出演を見送ることになりました」と発表があった。  全身から力が一気に抜けた。  新聞やネット記事では「踊れないANRI ロック座直前降板」「坂口杏里ロック座出演ドタキャン」「またまたお騒がせ」と、あたしが本番直前に逃げたかのように言われてる。  あまりに悔しくて、すぐに反論した。 「ドタキャンされたのはこっち。時間、労力、全部返してほしい。枯れるほど泣いたわ」  インスタグラムに投稿した。  涙ってホントに枯れる。涙は出なくなった。もう何も考えられなくて「無」の状態だった。>

すべて辞め、YouTuberとして再起をかける

 そんなこんなで数々のドタバタがあった彼女。今年は二度目の逮捕で話題になった。とはいえ逮捕をきっかけにすっかり目が覚めたといい、デリヘルの仕事も辞めた。「ANRIちゃんねる」を開設してYouTuberとしてイチから出直すことにした。 <ホストクラブや飲み代に使ったお金は、億を超えてる。それはもう後悔してない。後悔するようなお金の使い方はしたくないと思ってたし、後ろは向きたくない>という男前な面(?)も見せている。  自分に甘くて、人の言うことをすぐに信じてしまう彼女。でも不器用で一生懸命で、危なっかしくて、つい手をさしのべたくなる。そんな彼女の半生が詰まった『それでも、生きてく』。読む前と後では、あなたの中での「坂口杏里像」が、きっと変わるはずだ。 <文/日刊SPA!取材班>
1
2

それでも、生きてく

坂口杏里の赤裸々すぎる告白本! 28年の波乱万丈な人生を、今、ここにすべてさらけ出す。


テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート
ハッシュタグ