恋愛・結婚

グラドルに500万円費やした男。温泉旅行まで行ったのに…絶対に許せない

 グラビアアイドルはファンに夢を見させてなんぼの職業。そのおかげで食べていけることは言うまでもない。ファンは推しのイベントに通い、物販を購入するなどして金銭面でも応援する……。実際、給料の大半を費やすという人も珍しくない。しかし、どこで歯車が狂ってしまったのか。 「本当は顔も名前も白日の下に晒して、2度と芸能活動できないようにしてやりたい……」  思いつめた顔でそう呟いたのは高森誠一さん(48歳・仮名)。彼は1年ほど前に推していたグラドルとの間でトラブルがあったという。費やした金額は、なんと500万以上。いったい、何があったのか。

推しのグラドルと本気で結婚を考えていた

結婚

高森さんは、推しのグラドルと「本気で結婚を考えていた」と話す。※画像はイメージです(以下同)

「彼女はアラサーのグラドルで、誰しも知っているというわけではありませんが、とにかくファンに神対応。僕はもともと、違うアイドルを推していたんですが、その子が引退してしまったので……流れで彼女の応援をするようになりました。それなりにカワイイし、話しやすかったので。  こんなこと言ったら笑われてしまうかもしれませんが、聞いてください。彼女の現場に通うようになってから、いつの間にか、付き合いたい、結婚したい……と本気で思うようになっていたんです」  恋心を抱き始めてからというもの彼女に対する“課金”が日に日に増えていった。 「彼女のファンは妻子持ちが多く、地方在住者ばかりでした。現場に来れる人が少なかったから特に撮影会は狙い目だった。1人で何枠も入り、他のファンとの差別化をはかりました。徐々にいい関係に持っていきたいなって」  今やアイドル戦国時代と言われ、“グラビアアイドル”とカテゴライズされる人は数百どころか数千に及ぶかも知れない。いくら容姿が良くても、アラサーにもなれば仕事に限りがあることは予想がつく。 「やっぱり仕事は常に欲してる感じではありましたね。グラドルとして普通に雑誌の撮影やDVDの仕事がくるってこと自体があまりなかったみたいで。某チャット番組で、サバイバル……いわゆるファンが課金して順位を競い、1位になれば仕事がもらえるというものをやることになったんです。絶対に勝って欲しかったから、最終日に100万円使いました。人生で一番の大きな買い物です」  そんな高森さんの心意気もあってか、彼女はこのレースで無事に1位を獲得した。
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温泉旅行に誘ってみたら…
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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