恋愛・結婚

グラドルに500万円費やした男。温泉旅行まで行ったのに…絶対に許せない

「彼女のことが絶対に許せない」

泣く 高森さんはその後、満を持して、彼女に手紙でプロポーズをした。しかし、彼女の反応は予想外のものだった。 「無視ですね。OKでもなくNGでもなく、ゴメンでもなく。結婚というワードを出した途端に、完全シカト。DMは返ってこないし、Twitterもブロックされました。撮影会の予約さえ取れない。イベントに行っても完全に無視される。挨拶も無しです。ビックリしました。  勝手にお金を使ったのは僕。結婚の約束なんかしていないのに、勝手に期待していたのも僕です。自分がバカだったことは認めます。でも……」  高森さんは言葉を詰まらせた。持て余した感情をどうすればいいのかわからない様子だった。一瞬の間が空いたのち、口を開いた。 「彼女のしたことは、僕が……僕みたいなオタクが、勘違いしてもおかしくないようなことだった……絶対に、絶対に許せない」  愛が憎しみに変わるとはこのことか。高森さんは沸々と彼女への怒りを露にしたのだ。実はその後、彼女が他のファンとも個人的交流をもっていたことがわかった。それだけではない。なんと、既婚者でもあることが風の噂で届いたのだ。 「彼女との夢のような時間もあったけど、最後は無視されて地獄でした。僕や他のファンの純粋な心を弄んで金づるにしている。あまりにもひどすぎます」  今でも彼女をメディアで見かけるたびに、憎悪の感情がこみ上げてくるという。高森さんは「あの旅行さえなければ……」と奥歯を噛み締めた。  グラドルとファンの関係。現在はSNSを通じて、よりプライベートに近い距離感になりつつもある。そんななかでの今回のようなトラブル。筆者もグラドルの端くれとして、考えさせられるものがあった。<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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