馬場ふみかが挫折を告白「昔は人見知りで全然喋れなかった」
男性誌グラビアと女性誌モデルの両方で活躍し、当時“モグラ女子”と呼ばれて一世を風靡。近年はドラマの主演作が続き、本格派女優としてのステップを着実に上がり続ける馬場ふみか。最新出演作『AWAKE』では男たちのライバル関係にある感情を抱いたというが――。
その完璧なプロポーションで男性からも女性からも支持される彼女。’19年は「ゆる旅」がテーマの初著書『ばばたび』を出版して活躍の幅を広げたが、’20年は旅行に行けず家で配信ドラマを見まくる日々だったとか。
馬場:もともとインドア派なので、母が次々にすすめてくる韓国ドラマにハマりましたね。私は『愛の不時着』よりも断然『梨泰院クラス』派! ただ、人と会えないのはやっぱり寂しい。自分の本を見返して、一人でオーストラリアに行った気分に浸っていました。
出演する映画『AWAKE』は、AI将棋の開発者となった英一(吉沢亮)と、若手強豪棋士・陸(若葉竜也)との対決を描く異色の青春ドラマ。男同士のライバル関係には憧れるという。
馬場:女子同士とはまた違う、ライバルだからこそ通じ合う距離感や関係性が素敵だなって。私、アニメの『PSYCHO-PASS サイコパス』が大好きで、特に第一期の狡噛慎也とラスボス・槙島聖護との、因縁や運命ともいえる関係がすごく“推せる”んです。
女優としてのキャリアを着実に積む彼女だが、当初は悔しい思いもした。
馬場:それまで勉強やスポーツができなくても“まあ、いいや”と思っていたけど、初めての映画『パズル』であまりにも演技ができなさすぎて悔しくて、お芝居はちゃんとやりたいと思った。『仮面ライダードライブ』の出演中に、人見知りで全然喋れなかった性格から急に抜け出せて、そこから演技も徐々に楽しめるようになった気がします。
挫折を経て、女優として一皮剝けた彼女の演技はますます進化していく。
【馬場ふみか】
’95年生まれ、新潟県出身。’14年に『パズル』で女優デビュー。『仮面ライダードライブ』の敵幹部メディック役で話題に。ファッションモデルとグラビアアイドルを両立するスタイルの代表的存在として注目された。コンピュータ将棋ソフト開発者と若手強豪棋士の姿を描いた出演映画『AWAKE』は、12月25日より全国ロードショー
撮影/鈴木大喜 スタイリング/石田 綾 ヘアメイク/鈴木海希子 取材・文/福田裕介(本誌)
※週刊SPA!12月22日発売号より
男同士のライバル関係には憧れを抱きます
女優としての挫折も
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