更新日:2023年05月23日 17:24
ライフ

職人技が詰まった中華そば。ぷるっぷるの自家製「超多加水麺」とは/ののくら(亀有)

 こんにちは。ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員、麺すすり子です。  この世には、実にさまざまなテイストの中華麺が存在します。麺の太さはもちろん、食感や風味、口あたりなど、さまざまな個性があり、それぞれがみなさんの麺ライフを彩ってくれていることでしょう。今回ご紹介したいのは、みなさんにさらなる中華麺の深みにハマっていただけるであろうラーメンです。  そのラーメンが、こちら。東京都・亀有駅にある「手打式超多加水麺 ののくら」の「特製中華そば」(1100円)です。

自家製の「超多加水麺」にドキドキが止まらない

ののくら_ラーメン

「特製中華そば(¥1100)」

 いやぁ、丼内の色のコントラストがサイコーです。華のあるラーメンってこういうこと。おいしい要素で渋滞しています。
ののくら_麺リフト

自家製の「超多加水麺麺」はぷるぷるとした食感が特徴

 そして、肝心の麺がこちら…。見てください。うるうるしているんです。早くお口で触れ合わせてほしい。待てが苦しい。ということで、早速いただきます。  はぁ、これは麺とのキッス。ぷるぷるでふわふわ。止まらなくなっちゃう。いつまでも感じていたい。手もみの凹凸まできもちいい。お口の中の神経を研ぎ澄まして噛みしめたい。これが中華麺…。これも中華麺。  これこそ、屋号にもあるとおりの「超多加水麺」です。麺を作るときの小麦粉に対する水の割合を加水率というのですが、これが一般的には35%くらい。それに対して、ののくらの麺の加水率は53~57%!どんなお口の快感がまってるんだろうって妄想がふくらむ数字ですよね。  そしてスープ。出汁みがつよい。こんなに茶色いスープなのに、つよいのは醤油よりお出汁。鶏、魚介の輪郭がくっきりして押し寄せてきます。お口がよろこぶ要素が多いなぁ~~~!  チャーシューは、丼の半分に覆いかぶさっちゃっています。おっきくて綺麗~~~なピンクです。こんなにエロくて恥ずかしくないのかな?お口に入れると、お肉の汁とニクニクしいお味のダブルパンチにまた興奮しちゃいます。
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笑顔あふれる店主に、味覚も心も満たされる
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ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる

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手打式超多加水麺 ののくら

東京都葛飾区亀有3-11-11 マーベラス大協ビル 1F
【営業時間】11:00~15:00
※日曜・月曜定休
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