更新日:2023年05月23日 17:29
恋愛・結婚

アプリで出会った有名女子大の美女とデート。数十万が一晩で…

 マッチングアプリもどんどん数が増えてきており、ラグジュアリー感を謳うものの中には「審査制」を設けているものもある。入会前に審査があり、年収や外見などで評価された人しか入会できないため、ある程度「ハイスペ」な人々が集まりやすい。
カップルイメージ

写真はイメージです(以下同じ)

「早稲田卒で歳の割に年収が高いからか、審査制のアプリに通った時は嬉しかったです。やっぱり女性は美女ばかりで、男性は年収1000万円以上の方が多いようでした」

女性の顔面レベルが高い審査制マッチングアプリ

 そう語るのは、今回マッチングアプリで失敗をしたという大野さとるさん(仮名・25歳)だ。最近審査制のマッチングアプリに登録し、上質な出会いを求めて恋活していたそう。 「外見重視の僕は大手アプリで自分のタイプの子に出会うことができず、周りから評判を聞いて審査制アプリに登録してみることにしました。課金で誰でも入れるマッチングアプリと比べると質のいい美女ばかりで、なるべく盛れている写真をアップして、なんとか数人の美女たちとマッチすることができました。 デートイメージ そのうち、ある有名女子大の美女とデートを取り付けることに成功しました。坂道系アイドルのような清楚風美女でライバルも多いだろうと思い、頑張って麻布でフレンチを予約。デート当日までいてもたってもいられず、シャツを新調したり美容室にまで行って、最高の自分に整えて待ち合わせ場所に向かいました」

有名女子大の美女との高級フレンチデート……

 審査制のアプリとはいえ、写真を加工で盛って見せることはできるので、他のマッチングアプリでよくある「顔面詐欺」の可能性もあるのが少々心配な点だ。できるだけ加工度が低そうで、全身の写真や水着の写真のある女性を選ぶのが、顔面詐欺に遭わない大野さんなりのコツだという。 「アプリには1000万円プレーヤーもごろごろいるようだったので、背伸びして予約したフレンチはコースで2万円くらいでした。正直安くはなかったけど、課金してもいいと思えるくらい、その子の顔がタイプだったんです。  待ち合わせ場所にはアイコンとほぼ同じ可愛さの女子大生が現れました。アイコンには水着の写真もあったので、スタイルの良さも確認済み。これまでのアプリで会った子とは比べものにならないくらいの美少女に、テンションはMAXでした」  2人で4万円のフレンチを食べ終えると、その子が行きたい店がある、と言い出したそう。 「その日は金曜日でしたし、夜が長ければお持ち帰り率も上がるかと思い、とりあえず終電を見送って付いて行った先は、クラブでした。クラブ遊びはたまにするので、これならこちらがリードできるなと思ってホッとしていたのですが……中に入ると、その子の友人だという女子が3人ほどやってきて“VIPいこーよ!”と言い始めたのです」
次のページ
女子大生たちからの嘲笑
1
2
1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。

記事一覧へ
おすすめ記事