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大家族のビッグダディ、一人10万円給付でいくら貰える? 本人を直撃

 政府が「特別定額給付金」として国民一人当たり一律で10万円を給付することを決めた。これを受け、4月19日にTBS系で放送された「サンデー・ジャポン」でデーブ・スペクター氏は「ビッグダディだと130万円ぐらいになります」と発言し、スタジオの笑いを誘っていた。果たして事実はどうなっているのだろうか。ビッグダディこと林下清志氏を直撃した。

実際に受け取る額と、意外な使い道

林下清志氏

ビッグダディこと、林下清志氏の近影

 筆者はかねてより林下氏と親交があったため、直接連絡をとってみた。  デーブ・スペクター氏が「ビッグダディは130万円ぐらいもらえる」と発言したことについて聞いてみると、「いやいや、自分はいま独り暮らしなので、頂けるとしても10万円ですよ」との返答。  たくさんいた子供たちも今や自立し、一緒には暮らしておらず、現在独身の林下氏。受け取る額も意外だったが、その使い道も豪快な印象の氏からは意外な回答が返ってきた。「普通に生活費として、切り崩して行くことになると思います」。イメージと違うと感じる人もいるかもしれない。  やはり既に「いっぱいもらえるね」とは何人かに言われたというが「つくづく世間一般は、お金とSEXの話ししかしないなと思います。子供が多いだけで“SEXが好きでしょうがない”と思うのと一緒ですね。いくら回数をこなしても排卵日しか子供は出来ないなんて簡単なことも頭にないわけです」と、氏らしく続けた。

ビッグダディ、今なにしてるの?

「痛快!ビッグダディ」(テレビ朝日系)の開始から13年以上。ビッグダディはその後、リラグゼーション店や沖縄移住、アダルトDVDへの出演なども経てきた。そして昨年9月からは、東京で居酒屋の店長をしているが「今は、コロナの影響で休店していて、店舗の家賃やその他を稼ぎだす為に、毎日ハウスクリーニングのバイトに出ています」という。  しかし「早急に判断したことは大正解でした」とした上で、その理由を「現場に二人で向かい、並んで仕事することもなくお客様と接することもありません。何よりもこのコロナ騒動の中でも仕事が減りにくい業種でもありますからね。無理して店を開けながら不安を抱えるよりも、確実に店舗の家賃と生活費を得られる道を選びました。それはやがて店を再開する為の道でもあります」と答えてくれた。様々な職を渡ってきた機動力で、この難局をかわしているのが伺える。
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彼女への恋慕をあらわに
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