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ダイソーvsセリア 充電池を100円ショップで買うならどっちがいい?

 100円ショップって便利ですよね。色々な商品が100円で購入できて支障なく使うことが可能と、まさに現代社会の救世主でしょう。そこで今回は、100円ショップで販売されている充電式単3乾電池をピックアップして、レビューしてみようと思います。

1本あたり税込み110円と非常にお手軽な充電池。ミニ四駆レーサーにはお手軽電池として一定の人気がある

100円で買える充電式乾電池にも違いがあった!

 用意したのはダイソーの充電池「ReVOLTES」とセリアの「VOLCANO NZ」。どちらも1本100円で購入できるのが魅力の充電池です。  詳しいスペックは下記の通り。 ReVOLTES メーカー:株式会社大創産業 製造国:中国 公称容量:1300mAh 重量:20.89g ※ VOLCANO NZ メーカー:株式会社武田コーポレーション 製造国:中国 公称容量 1300mAh 重量:21.54g ※  参考までに「充電池と言えばエネループ」と言われるほど大ヒットしたエネループのスペックは、下記になります。 eneloop メーカー:パナソニック株式会社 製造国:日本 公称容量:1900mAh 重量:26.86g ※ 価格:1本あたり約335円 ※いずれも重量は10本の平均値です。

100円ショップでは充電池以外にもアルカリ、マンガンと多種多様の電池が税込み110円で購入できるのが魅力

eneloopがいいのは当たり前。それに続く高評価は…

 まず見た目ですが、ReVOLTESは今風のデザインなのに対しVOLCANONZは旧世代の充電池風です。このオレンジ色はニッケル水素電池の識別色でニカドはライムグリーン、リチウムはシアンです。電池が混合した際に、素早くどの種類か判別できるようにオレンジ色を基準としたデザインを使っていた時代の名残とも言えます。  最近の垢抜けたデザインの電池では、充電池を示すマークが必ずあります。見た目でわかりやすいのはVOLCANO、デザイン性はReVOLTESといったところでしょうか。

1993年のリサイクル法により画像の識別表示が必ず印字されるように義務付けられている

 さて性能面ですが、購入した電池をごく普通の充電器にて充電し、1A放電にて測定してみました。各電池ともに10本ほど測定した結果の平均値をグラフにて表記したのが下記です。

1A放電時のグラフ。縦軸は電圧(V)で横軸は経過時間(分)となっている

 グラフを見てもらうとわかると思いますが、やはり安定しているのはeneloop(新)です。100円ショップの電池よりも公称容量が600mAhも大きいので持続時間は長くなっています。  とは言え、セリアのVOLCANO NZも負けてはいません。  スペック的にはReVOLTESと同等の性能のはずですが、グラフを見ると大きく差が開いているのがわかります。持続時間はeneloopに遠く及ばないものの、比較的きれいなグラフを描いて放電しているのがわかります。そんなわけで100均充電池を購入するならVOLCANO NZをオススメします。  ちなみに10年近く前に購入したeneloop(旧)は、さすがに100円充電池と比べても性能が劣化しているのがわかります。これはeneloopだからという訳ではなく、どんな電池でも年数が経ってしまうと劣化してしまうのです。  こうなってしまうと、使えなくはないけど性能的にはやや不安が残るので買い替えを行なったほうがいいでしょう。  こういった検証を筆者は頻繁におこなっており、同人誌にて過去に頒布したこともあります。今でもamazon kindleで読むことができるので、ほかの電池の情報も知りたいなんて思った方は、ぜひ単3乾電池データ集で探してみてください。
100ph

筆者はこれまでたくさんの電池のテストを行ってきました

※同商品で同じ結果が出る保証は出来ません。個体差等により結果が異なる可能性もあります。ご注意ください。テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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