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今でも人気のゲームボーイシリーズ。高値で取引されるマニアックな周辺機器3選

根強い人気を誇るゲームボーイシリーズ

 初代ゲームボーイが発売されて今年で32年。世界中で1億台以上販売されたゲームボーイシリーズですが、最近ではレトロゲームのカテゴリとして、国内外問わず、さまざまなカスタム用品が作られ、世界中のレトロゲームマニアに人気を集めています。
初代ゲームボーイ

初代ゲームボーイ

 カスタムアイテムで特に人気なのが、液晶パネルのIPSバックライトパネル化。発売当初はSTN反射式モノクロ液晶だったり反射板が金色っぽい色合いだったりで視認性が悪いなどもあり、実機プレイ派の間では、現在この液晶パネルが真っ先にカスタムされています。  白黒液晶は「ゲームボーイポケット」まで続き、その間、ELバックライトが搭載された「ゲームボーイライト」なども販売されましたが、ゲームボーイ型としては「ゲームボーイカラー」で初めてカラー液晶が登場。  その後、時代が進むに連れ、「ゲームボーイアドバンス(GBA)」、「ゲームボーイアドバンスSP(GBASP)」、「ゲームボーイミクロ(GBM)」へと移り変わっていくのですが、ほぼすべてのゲームボーイシリーズのソフトがプレイできるということもあり、改造をしない状態ではGBASPが一番人気だとか。特に海外モデルのバックライト仕様のSPが、視認性もよく一番使い勝手が良いそうです。
ゲームボーイアドバンスSP

「ゲームボーイアドバンスSP」は世界中で4300万台以上販売された

ゲームボーイでバイクをチューニング?

 さて、そんなゲームボーイシリーズですが、発売当初からさまざまな周辺機器が販売されてきました。今回は、国内で販売された周辺機器で、ゲームボーイコレクターに聞いた特にマニアックな物を紹介していきます。  まず、周辺機器で、ほぼ誰も知らないであろう知名度の製品が「Aprilia Ditech GameBoy Interface」です。  2ストバイクが全盛期の時代、イタリアのバイクメーカー「Aprilia」が作製したバイク用エンジンコントロールユニット(ECU)のチューニングを行うためのアイテムで、バイクのECUに接続してゲームボーイを使ってチューニングするというアイテムです。  今のようにワイヤレス接続もノートパソコンも広まっていなかった時代に、世界中で入手可能だったゲームボーイゆえに作られたアイテムです。
Aprilia Ditech GameBoy Interface

Apriliaバイクカスタム用コントロールユニット「Aprilia Ditech GameBoy Interface」。知っていたらマニア級

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GBAがマルチメディアプレイヤーになる!
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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