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Amazonに潜む“怪しい商品”。ポチる前に見るべき3つのポイント

 外出自粛生活の中で、Amazonや楽天などのネット通販を活用したという方も多いだろう。どんなものでもたいていは品ぞろえされていることや、注文してからすぐに届くことから利用者数が増え続けているAmazon。
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もはや生活インフラと言っても過言ではないAmazon(画像は、Amazonの販売サイトより)

 だが、ここ数年、「レビューの評価が良かったから購入したのに期待はずれだった」「安いと思って注文したのに何も届かなかった」といったトラブルが起きているのも事実だ。消費者としては信用していたぶん、裏切られた時の落胆は想像以上に大きく、できれば避けたい。  そこで今回は、元Amazon社員のじゅん氏に「Amazonで怪しい商品を見分けるコツ」についてポイントを聞いた。

Amazonでポチる前にチェックしたい3つのポイント

 先日、Amazonやマイクロソフト、Sansanなどを渡り歩いてきたじゅん氏(@jun_planner)の投稿がTwitterで大きな話題を呼んだ。 「元アマゾンとして言いますがポチる前に確認してください! ①商品名の先頭が「メーカー・ブランド名」※規約 ②写真の1枚目は「商品単体のみ」※規約 ③レビュー分布が「F型」(5→1の順に少なくなる)  ①②ができていないのは規約違反なので怪しい業者の可能性高いですー!気をつけなはれ~」  投稿のきっかけは、自身がヨガマットを買おうと思ってAmazonで商品を探した際、怪しいものがたくさんあったことだと話す。じゅん氏は過去にAmazonに勤めていた経験から“規約違反の商品”に気づいたのだ。 「①タイトル②写真③レビューの形(F型)の3つを見れば大体いいか悪いか判断できます。ただ、こうした規約は、Amazonマーケットプレイスのアカウントを持っている販売者しか見ることができないので」(じゅん氏、以下同)  そこで、「これみんな知っているのかな?」と投稿したところ、想像以上の反響を呼び、多くの人がAmazonを使っていることを実感した。  ただし、例外もあるという。じゅん氏がこう付け足す。 「①商品名の先頭が『メーカー・ブランド名』と、②写真の1枚目は『商品単体のみ』というのは100%正しいとは限らない場合があります。例えば、類似商品がある場合、タイトルに【大容量】などと書いて、小さいサイズとの選別をしている場合もあります。また、Amazon限定品は【Amazon限定】と書かれていますが、本物だったりもします」  つまり、これは絶対的な法則ではなく、あくまで参考に、ということ。「商品名の先頭がメーカー・ブランド名じゃないから詐欺に違いない」とは言い切れないのだ。  とはいえ、やはりAmazonが定めている規約を守っていないということは、消費者に対しても不誠実な対応をするのでは? と不安になってしまうが……。 「規約違反をしている販売者の中には、悪質なものもあれば、善意でやっているけど商品価値が低いものもあり、なかなか一概には言えない気がします。もちろん、良い商品を提供している販売者でも規約を読み込まずに出品しているケースもあります。  もちろん販売者だから規約は読むのが当然、という見方もできますが、けっこう細かく記載されているので見落としている可能性もあります。規約違反しているからといって、一概に“不利益な商品”を送付するわけではありません」 Amazon さらに、じゅん氏は「“不利益な商品”の基準も難しい」と話す。 「例えば、僕が過去に購入した『いびき防止シール』。CMで見た製品を最初買おうと思ってAmazonを開いたのですが、たかがシールなのに高いなと感じました。そこで、類似品として少し安価なものを購入しました。しかし、結果としては粘着力が弱く、3枚ほど使ってもう使っていません。  この商品は、他の類似商品の中では良い評価がついており、なぜか“Amazon’s Choice”(Amazonのオススメ商品の印)までついているから大丈夫だろうと思った僕にも責任があるかもしれません。販売者に責任があるかどうかと言えば微妙ですし、『販売者が不利益な商品を売っていた!』と断定するのは少し厳しい気がします。もしかするとCMで見た製品も同じくらいの粘着力だったかもしれませんし、さらにいえば、僕の肌の質が悪いのかもしれないからです。  つまるところ、販売者そのものが悪徳なのか、良い販売者だが品質が低いのか、良い販売者で品質も良いが自分と合わなかったのか、これはわからない部分です」  こうした「合わなかった」場合については、実際に店舗で手に取った商品でも起こりうることだろう。レビューに否定的なコメントがついていたとしても一概にAmazonや販売者のせいにはできないともいえる。
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