コロナ禍でも自粛できない不倫カップル。デートの現場に一日密着してみた
二人がホテルを出てきたのは、20時すぎ。榎本さんは、彼女を自宅近くの駅まで送り届けて、自転車に乗って帰る姿をしばらく見守っていた。
コロナの影響で夫婦間に溝ができ、離婚に至るケースもあるが、「家族が第一ですし、お互いに家庭を壊すつもりはない」という。
「コロナが収束したら状況も変わるし、バランスが崩れたら終わるぐらいの関係。もし家にこもる生活になっていたら、不倫にのめり込んでいたかもしれない。僕らはコロナで仕事が忙しくなって、目的が一緒だから、まだダラダラ会い続けているだけなんですよ」
時間は21時半すぎ。彼は家族の待つ家へと帰っていった。コロナ禍が収束しない限り、このただれた関係は続くのだろうか。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
※週刊SPA!6月16日発売号の特集「[コロナ不倫]密着ルポ」より
―[[コロナ不倫]密着ルポ]―
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