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稲荷神社に狐の大群が…伏見稲荷大社の末社は一見の価値あり

 御朱印ブームが吹き荒れる昨今、神社へ参拝する人は増加しているという。なかでも、年間250万人もの人が訪れる京都の伏見稲荷大社は、東京周辺の寺社が上位を占める参拝者数において、4位に入る人気のスポットだ。世界中から参拝者と観光客が集まる人気の1つは、SNSで拡散される朱塗りの鳥居がずらっと並んだ景色だ。やってきた人々はもれなくといっていいほど、この大量の鳥居を写真におさめて帰る。
伏見稲荷大社

伏見稲荷大社 画像出典:photoAC

 一方であまり知られていないが、都心からもほど近い場所に、朱い鳥居でなく別のものが大量発生している稲荷神社がある。

伏見稲荷大社の末社に狐の大群が…

京濱稲荷神社

京濱稲荷神社の入口

京濱稲荷神社

鳥居の行列も見られる

 渋谷から東急東横線でほんの20分弱、新丸子駅のすぐそばにある「京濱稲荷神社」。京都の伏見稲荷大社の末社の1つであり、住宅街の中に静かに佇む神社だ。大きな鳥居をくぐり境内に入ると、わずかではあるが稲荷神社らしく鳥居の行列が見られる。  しかし、その鳥居の奥に「なにか」が大量に見えるだろう。近くに寄ってみるとその正体が見えてくる。
京濱稲荷神社

なぜか狐の大群が…

京濱稲荷神社

独特の色をした狐もいる

 狐だ。しかもものすごい大群だ。たしかに稲荷神社といえば、神の使いとして狐が祀られるのが一般的。それでも、この量は他に類を見ない。なかには、独特な色をしたものも混じっている。
京濱稲荷神社

緑の狐

 赤いきつねで緑はたぬきのはずだが、目にも耳にも新しい緑の狐だ。稲荷神社に神の使いとして、狐がいる理由は諸説あるが、稲荷神社の祭神は「宇迦之御魂神」(ウカノミタマノカミ)という食べ物の神様で、なかでも稲の神様とされる。そこで「稲成り」が転じて「稲荷」となった。  そして狐は古代「ケツネ」と呼ばれており(現代でも関西ではケツネと言う方もいる)、ケ=食べ物、ツ=助詞の”の”、ネ=根っこを表す。つまり「食べ物の根っこ」という意味を持った。そうしたことから、稲荷神社と狐が結びついたとも言われている。
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狐以外の見どころは富士山?
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京濱伏見稲荷神社
川崎市中原区新丸子東2丁目980
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