更新日:2020年08月24日 10:35
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出会い系のサクラ歴14年の女性が語る、巧妙な詐欺手口。1日に100万円使う主婦も

それだけでは終わらない…用意周到なサクラたち

 怒り心頭のユーザーに、サクラ側は次のサブキャラを投入。傷ついた心を癒すためなのか、結局またメッセージのやりとりを始めてしまう。その間、メインキャラでもメッセージを送信。無視されても送り続ける。  ユーザーがサブキャラとのやりとりで心が落ち着いてきたころに、メインキャラが“今、家の近くにいるんだけど会えないかな?”というメッセージを地図付きで送ると…。 「ほぼ100%で、“分かった、今から行くから!”って返信が来るんです」 出会い系 このような形で、出会い系サイトの魔のループにはまっていくのだ。  また、時事ネタも取り入れ、内容にリアリティを持たせることもサクラの技なんだかとか。 「このご時世ですので、“こんな時期だから密になっちゃいけないのは分かってるんだけど。あなたと濃厚接触したいわ”とか、送っています」  冷静になれば怪しいと思いそうなものだが、騙されてしまう人が多い現実にただただ驚くばかりだ。  続いては、もっとも気になるのサクラのお給料事情についても麻友さんにぶっちゃけてもらう。
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現在“売れっ子の芸人”もサクラとして働いていた…
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