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出会い系のサクラ歴14年の女性が語る、巧妙な詐欺手口。1日に100万円使う主婦も

現在“売れっ子の芸人”もサクラとして働いていた…

「給料ですか? 勤務時間は12時間拘束の2交代制で、時給は1500円くらい。これにインセンティブがつきます。今の相場だと月30~40万くらいかと。全盛期は月50万円の時もありましたよ」  職場には役者志望・バンドマン・芸人などが多く在籍。一時期、今は売れっ子になった芸人が働いていたこともあったそうだ。サクラをしていた過去を、某週刊誌あたりにスクープされる…なんて未来があるかもしれない。  取材の最後、「メッセージのやりとりをしていると、ユーザーの自己肯定感の低さが伝わってくることも多い」と麻友さんが語り始めた。 「“私なんかどうせ…”みたいな人が利用している気がします。そういう人たちもきっと最初は、無料で利用できるマッチングアプリとかを使っていたと思うんです。でもそういった場所のユーザーって“ブス”とか“無理”とかストレートに伝えてくる。バックレも日常茶飯事だし。でも私が働く出会い系サイトなら絶対にけなすことはない。どんな人でもお姫様扱いします。だから、利用客が常にいるんですかね」  1通500円を支払えば100%ちやほやしてくれる場所。それが出会い系サイトなのだ。  ネットでの出会いが一般化しつつある世の中ではあるが、中には出会うことが出来ず、お金まで失ってしまうサイトもあることが分かった。出会いに関するサイトを利用する際は、口コミなどをチェックし、自分の目でしっかりと見極めて使いたい。<取材・文/吉田みく>
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