コロナ貧困女子、“夜の街”の悲惨な現状「セコい客が増えた」
新型コロナで拡散の震源地として真っ先に名指しされた “夜の街”。それにより、多くのキャバクラやガールズバー、風俗などが閉店し、困窮する女性たちも急増した。そこで今回は、コロナ禍で不況に喘ぐ風俗嬢、キャバ嬢、パパ活女子の3人を緊急招集! 悲惨な現状を赤裸々に語ってもらった。
▼優奈さん(仮名/23歳)
キャバクラ歴3年半。西川口のキャバクラ店に勤務。指名が取れず時給も下がった。
▼沙也さん(仮名/24歳)
デリヘル歴1年。新宿・歌舞伎町のデリヘル店に勤務。稼ぎは減り続けている。
▼亜香里さん(仮名/26歳)
パパ活歴5年。大学生からパパ活を始める。コロナで地方からの依頼が激減した。
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優奈:キャバクラは緊急事態宣言が明けた5月は少し盛り返したけど、6月からずっと減り続けてる。西川口は週末もマジで人がいない。
沙也:歌舞伎町の風俗も一緒。あと、テレワークへの移行もダメージが大きかったね。やっぱり自宅にはいつも奥さんがいるし、外出自粛でホテルも行けないみたい。
亜香里:パパ活も交際クラブからのオファーが激減してて。高級キャバ嬢とかタレントの卵とかが流れてきてるから、同じような金額で出してる一般人の私までパパ活案件が回ってこないわけですよ。
沙也:そうなんだ。本来なら今の時期から夜の街は繁忙期で稼ぎ時なんだけど、去年と比べたら11月の給料が12万円も下がって。
優奈:わかる。マジで、サラリーマンが飲み歩かなくなったのが痛い。この間は21時半に出勤して、ヒマだから2時間で上がらされたし。ドリンクとか指名のバックも減らされて、稼ぎは半分ぐらいには減っちゃった。辞めたコも多い。
亜香里:中国からの富裕層案件がなくなったのが本当にツラい。一晩で10万円ぐらいもらえてたのに。
沙也:海外のお客さんって、お金使ってくれるもんね。そんななかで、お茶ひきそうな日に来てくれる常連さんには助けられてます。
亜香里:そうそう。今も変わらずに遊び続けてくれるのは年金暮らしのおじいちゃんだけだもん(笑)。
“夜の街”のコロナ不況事情
「サラリーマンが飲み歩かなくなったのが痛い」
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