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10年前にそろえた防災用品は大丈夫? 使用推奨期限や最新防災情報の確認を

クラウドファンディングを活かした防災グッズの数々

 災害対策のためにいきなり住宅というのは、なかなかにハードルが高いと思いますが、キックスターターやMakuakeなど、クラウドファンディングを利用した企業による新たな試みも多数見受けられます。  石川県のカジナイロンは、長年繊維業界のプロフェッショナルとしてアウトドアブランドの生地開発を行っていますが、その技術を活かし、災害だけでなくレジャーやアウトドアといった普段利用できる高性能な軽量多機能ポンチョ「PA+NCHO」を開発。クラウドファンディングプロジェクトスタート当日に、目標金額を大きく上回る支援を受けました。すでに、地方自治体での採用も決定しており、高性能さがうかがえるアイテムとなっています。
PA+NCHO

大雨や避難所でのパーティションとしても使える

 ところで、災害時には瓦礫やガラス片、釘など足元の危険もあります。そんな足元を守るための災害対策シューズが「Lumina Tasukaru」です。  こちらもクラウドファンディングで、岡山県の岩渕コーポレーションによるプロジェクトは目標金額を大きく上回る支援を受け、今では一般販売開始が望まれるほどのアイテムとなっています。
Lumina Tasukaru

蓄光素材を採用しており、反射板と合わせて深夜の停電時でも安心

 天災は忘れたころにやってくる――。災害が起きてから対策用品を準備するのは遅いでしょう。いろいろな製品が数多の企業から開発されていますが、数年でその性能が大きく変化している物もあるので、今一度チェックしてみてはどうでしょうか?
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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