<純烈物語>御園座千穐楽で里見黄門様は「ペットボトル」と突然言った<第91回>
<第91回>御園座千穐楽……黄門様の「ペットボトル」と報われたバイプレイヤーと娘の涙
千穐楽を無事終えた時、酒井は「しっかりと持ち続けてきた手綱を手放した感じ」と言った。それほどやるべきことを緻密に遂行する毎日であり、純烈のステージでは得意とするアドリブやノリをはさみ込む場とは違った。 自分たちが座長ならまだしも、里見浩太朗による水戸黄門の世界観を崩すことは求められない。酒井と白川裕二郎は忠実なまでに助さん・格さんで、小田井涼平は悪代官の父への葛藤に苦悩する沼田広之進そのものであり、後上翔太はヒロイン・おみつ(古畑奈和)の彼氏にふさわしい爽やかな村人・清太に徹した。御園座千穐楽。開演五分前。黄門様と記念撮影大会。#御園座 #里見浩太朗 #御園座 #純烈 pic.twitter.com/hcuyLb5HOD
— 酒井一圭【純烈リーダー】 (@sakai_kazuyoshi) March 22, 2021
黄門様がヘソを曲げるシーンで里見浩太朗が……
(すずきけん)――’66年、東京都葛飾区亀有出身。’88年9月~’09年9月までアルバイト時代から数え21年間、ベースボール・マガジン社に在籍し『週刊プロレス』編集次長及び同誌携帯サイト『週刊プロレスmobile』編集長を務める。退社後はフリー編集ライターとしてプロレスに限らず音楽、演劇、映画などで執筆。50団体以上のプロレス中継の実況・解説をする。酒井一圭とはマッスルのテレビ中継解説を務めたことから知り合い、マッスル休止後も出演舞台のレビューを執筆。今回のマッスル再開時にもコラムを寄稿している。Twitter@yaroutxt、facebook「Kensuzukitxt」 blog「KEN筆.txt」。著書『白と黒とハッピー~純烈物語』『純烈物語 20-21』が発売
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