ライフ

熱海の“海が見える”1円物件。文化祭のノリでDIYを楽しみ素敵な別荘に

夫婦2人でリフォーム

 昨年9月に1円で購入後、夫妻は毎週末に東京から熱海に通いながらDIYでリフォームを実施。最近2階の作業が完了し、生活環境は整った。あとは夫が担当する1階の完成を待つだけだ。 「1階は床と壁、天井のほとんどを直しているので時間がかかっています。2階は知り合いにも手伝ってもらって壁を塗ったり、床を張り替えたり家具を作ったりしました。文化祭の前日みたいな楽しさがずっと続いていますね」  3LDKの2階部分は和室、寝室、キッチン、リビングが完成。残る洋室の内装も自由気ままに行いたいと広美さん。
[ほぼ0円物件]の買い方

リフォームが完成した和室

[ほぼ0円物件]の買い方

リフォームが完成した寝室

支払った費用は…

 大巻夫妻がこの物件に住むにあたって支払った費用は、まず2階のリフォームの材料費と工具代が20万円。来客の度肝を抜くべく、壊れていたゴンドラを修理して25万円。その他に、不動産登記にかかる登録免許税、不動産取得税、固定資産税、都市計画税などの諸費用が約40万円といった具合だ。 「別荘を持つことで気持ちにゆとりが生まれ、人生にハリが出ました。熱海は空き家率50%と全国でも高いので、今後は我が家をモデルケースに空き家減少に向けた活動をできたらと考えています」  1円物件、侮れないのだ。 取材・文/沼澤典史(清談社) ※週刊SPA!5月11日発売号の特集「[ほぼ0円物件]の買い方」より
清談社 ライター/編集 編集担当作→稲田豊史さん『こわされた夫婦』、生駒明さん『フーゾクの現代史』、諸富祥彦さん、島田友和さん、青木美帆さん『1on1コミュニケーション入門』、しみけんさん『モテる男39の法則』。X(旧Twitter):@numazawa_n
1
2
週刊SPA!5/18号(5/11発売)

表紙の人/ 白間美瑠(NMB48)

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート
ハッシュタグ