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菅首相がなすべきは医師会との決別、弾圧だ。まずは、景気づけに中川を討て!/倉山満

政治家は誰も訳の分からない仮説を正せない

 そもそも、「コロナはペストやエボラのように危険な伝染病かもしれない」との仮説に従い、経済そのものを止めるような自粛を続けてきた。しかし、その誤りは明々白々になったにもかかわらず、政治家は誰も訳の分からない仮説を正せない。それが、今の菅内閣の惨状を招いた。  ならば、菅首相がなすべきは医師会との決別、弾圧だ。まずは、景気づけに中川を討つべし!  内閣改造により医師会の今までの路線を全否定、反転攻勢の上で選挙に臨むべきではないのか?

菅総理!小池百合子に負けっぱなしで、悔しくないのか?

 ここで逆襲できずに、オリンピック中止、都議選惨敗となると「菅おろし」が勃発するに決まっている。秋の自民党総裁選や衆議院選挙を乗り切れるのか。  マスコミでは、「小池百合子首相」を望む勢力が多数派だ。しかし都知事が行っていることは、「禁酒法」「灯火管制」「外出禁止」「相互監視」などなど、ヒステリックなサディストだ。心ある人はサイコパスではないかと疑い、「百合子パス」と呼ぶ。結局、人を支配し振り回したいだけで、コロナ禍を鎮圧しようなどとは考えてもいない。  そら、そうだろう。人々の自由を好き勝手に制限できる。権力の蜜を味わったら、やめられまい。  菅総理! アナタほど、大多数の日本国民と利害を共有している人は、いないのではないのか? だから、あえて言う。小池百合子に負けっぱなしで、悔しくないのか?
1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『嘘だらけの日本古代史』(扶桑社新書)が発売中

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