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この世のすべてを「あるあるネタ」に。狂気の芸人・ちくわを直撃

辛辣すぎる「あるあるネタ」

ご近所あるある14選

この世の全ての「あるある」ネタを配信し続ける”ちくわ”(「ご近所あるある14選」より)

 2021年2月、動画配信アプリ「TikTok」に彗星のように登場し、今最も熱い注目を浴びている動画配信者がいる。その名も、「ちくわ」。  元女優の堀北真希似の”美貌”とは裏腹に繰り出す、リアルかつ辛辣すぎる「あるあるネタ」が話題となり、早くもYouTubeを合わせフォロワー数は10万人を超えた。  ネタの対象は一般の老若男女から著名人、政治家、AV女優、フェミニスト、ヴィーガン、地下アイドル、虫、動物など森羅万象に及び、ちくわはそれらの持つ「残念さ」をテキストとモノマネによってまんべんなく、容赦なくあぶり出すのである。  動画のコメント欄では、「この世のすべてを敵に回した女」「心の片隅で思っていたことをネタにしてくれる」「的確すぎる」と“ちくわ中毒者”が続出。  そんな、ちくわ本人を直撃した。
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(TikTok「ちくわ2号」より)

配信当初は「あるある」以外のネタ

――ちくわさんが動画配信を始められたきっかけは何だったのでしょうか?  ちくわ:昨年まで芸人としてコンビを組んでいたのですが解散して、4月から新たなコンビで芸能事務所に所属することが決まっていました。でも、コロナでなかなか外出もライブもできず、それまでまだ時間がある。そこで、どうせ暇だからTikTokでもやってみようか……という程度のノリで始めたのがきっかけです。    動画は相方と一緒に作っていますが、漫才が自分たちの本来のスタイルなので、たまたまウケたという感覚です。 ――動画の出てくるテキストで笑わせ、モノマネで再度笑わせるという二段階の構成は、ちくわさんしかできない独特なものになっていますね。このスタイルはどのようにして確立されたのでしょうか?  ちくわ:TikTokを始めて最初の一週間は、「あるある」以外のネタをやっていました。小説を食べる、顔にガムテープを貼るなどの内容で4つほど上げていたのですが、途中から「あるあるネタ」をしたらたまたまバズったんです。
@chikuwa_819

こういう女ほど彼氏がAV見てたら気が狂ったように怒る##モノマネ##あるある##ものまね##女あるある##ヴィーガン ##AV ##おすすめ乗りたい ###いいね押してね ##おうちで過ごし隊 ##ニューヨークスタイル

♬ オリジナル楽曲 – ちくわ
 それをきっかけに、このスタイルでやっていこうと決めました。  ただ、一人で考えるとどうしても偏ってしまうので、相方や周囲の意見を取り入れたうえで、「ちくわフィルター」をかけるようにします。
意識高い人2

「意識高い人あるある」より

――TikTokとYouTubeの2つのチャンネルで活動されていますが、ネタや視聴者層の違いはあるのでしょうか? ちくわ:YouTubeとTikTokでは受けるネタがまったく違うので、サイトごとに分けて作っています。YouTubeではTikTokで消された動画も載せているのですが、初期にやった紙を食べるやつが今だに伸びているんです。  YouTubeで反響が出やすいのは「ユーチューバーあるあるネタ」ですね。ひろゆきさんを扱っても伸びます。一方、TikTokでは文字だけで完結するような短いネタや、モラル的にギリギリのネタがウケる傾向がありますね。 ――TikTokでは垢BANを何度もされたようですね。  ちくわ:はい。ガムテープを顔に貼る動画(「【閲覧注意】TikTokで削除された動画」)は、危険行為ということが理由でした。他の動画は、「マリファナ」や「頭のおかしい人」という文字が引っかかったようです。
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時事ネタが得意なわけではない
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