峯岸みなみが描いたAKB48、15年間の集大成
5月22日、AKB48最後の1期生である峯岸みなみの卒業コンサートが神奈川県・ぴあアリーナMMで行われた。本来は昨年4月に開催される予定だったが、新型コロナの影響で1年以上の延期。今回、満を持して開催されたライブには、初代神7のメンバーをはじめ、31名もの卒業生たちがサプライズ登場。15年間に渡ってAKB48を支え続けた彼女に相応しい豪華な内容で会場を盛り上げた。
峯岸みなみのソロ曲「私は私」をアカペラでワンフレーズだけ披露してライブがスタート。続いて、彼女がキャプテンを務めた峯岸チーム4が再集結。同チームのなかでも人気曲「清純フィロソフィー」「LOVE修行」をパフォーマンス。
ライブ中盤には、高橋みなみと小嶋陽菜がステージに現れて、峯岸を加えた3人のユニット曲を連続で披露した。
高橋はMCで、昨年開催されるはずだったコンサート前から峯岸が継続している禁酒生活に触れて、「今日まで530日ですよ」と振り返り、「実は去年、(ユニット結成)記念日近くに3人でご飯を食べたとき、少し悪い感じで『せっかくだから飲もうよ』と誘ったら、『いや、飲まない。ここまで頑張ったから』って。申し訳ない気持ちになって、全員でいちごジュース飲んだよね」と話した。
小嶋も、「本当に意思は固かった。まさかこんなに続くとは思ってなかったけど」と反応して会場を笑わせた。
その後は、指原莉乃や北原里英、秋元才加、宮澤佐江などのOGメンバーが次々とステージに登場して、チームKの楽曲「転がる石になれ」や、オリジナルメンバーに選出されたユニット曲「Choose me!」などをパフォーマンス。
そして、AKB48が初めてオリコンランキング1位を獲得した曲「RIVER」は高橋みなみがセンターを務め、歌い出しの掛け声をすると、会場の熱はヒートアップ。続く、「上からマリコ」に篠田麻里子、「ポニーテールとシュシュ」には妊娠を発表したばかりの板野友美、さらに派手な演出で大島優子が登場してセンターを務めた「ヘビーローテーション」まで、息もつかせぬ展開だった。
この流れで「希望的リフレイン」で、センターを務めた渡辺麻友と宮脇咲良のサプライズを期待したファンも多いように感じたが、残念ながらこの日は叶わなかった。
舞台のためライブに参加できなかった前田敦子は、「長い間AKBをみんなを支えて走ってきてくれて、最後まで一戦で活躍してくれて、AKBを愛してくれてありがとう」と、VTRでメッセージを送った。
ソロ曲「私は私」からスタート
歴代メンバーが続々登場
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