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生産終了のホンダ・オデッセイ。中古車相場は意外な高評価

ホンダのオデッセイが生産終了

ホンダ初代オデッセイ

ホンダ初代オデッセイ。「誰かとどこかに行った」という思い出が多いクルマ

 クルマ好きの腕時計投資家、斉藤由貴生です。私は、これまで数十台の中古車を「買って⇒売って」と乗り継いできたのですが、その車遍歴のスタートを切ったクルマこそ、ホンダの初代オデッセイであります。  そんなオデッセイは今、ついに「生産終了」というニュースが流れる事態。ということで、今回は「初代オデッセイ」について振り返ろうと思います。

初代オデッセイの評価

 初代オデッセイに対して、「歴代オデッセイの中で最も良かった」という評判をよく聞くのですが、その理由として挙げられているのが、「シンプルさ」、「アレンジの良さ」であります。  オデッセイは、初代が爆発的な大ヒットとなったわけですが、そういったことが影響してか、2代目以降はそれなりに“凝った部分”があるといえ、“シンプルさ”という点からは遠ざかったといえます。  ちなみに、私の知り合いで、有名な大企業の創業家出身社長がいるのですが、その方も、初代オデッセイをかつて所有。超金持ちというと、なんだかベンツやロールスロイスに乗ってそうですが、初代オデッセイがかなり好きだったようで「すごく良いクルマ」といっていました。  やはり、その理由こそ「人も荷物も積める」という点だったといっています。
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意外に“狭い”3代目
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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