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生産終了のホンダ・オデッセイ。中古車相場は意外な高評価

中古車相場が高くなっている年式

ホンダステップコンボ オデッセイ

自転車(ホンダステップコンポ)を積んで、オデッセイで海にでかけた様子。

 しかし、よく見てみると、実は「高くなっている」年式が判明。それこそが、前期なのです。  プレステージ含め、VTEC化された後期モデルの評価は、現在それほど高くない一方で、前期モデルとなると、その売値は80万円や100万円以上という価格帯となっています。  このことを不思議と思った私は、早速、知り合いの中古車屋に業者オークションの相場を調査してもらったのですが、実際、業者間取引でも、初代前期は「高い」とのことでした。  特に、私がかつて所有していた、『前期、4WD、黒色、最上級グレード(L)』となると、かなりな評価となっている模様。10年ぐらい前までは、「査定0円」が当たり前という感覚だったのですが、それとは打って変わった様子となっているようなのです。  なぜ、同じ初代でも、現在前期が目立った評価となっているのか、その理由は不明ですが、今、初代オデッセイの前期モデルの市場評価は高くなっているということは確かだといえます。  そういった評価からも、初代オデッセイは、やはり偉大なクルマだったと思うのですが、オデッセイが生産終了となろうとしている今、その輝きはなおさら増すのだろうと感じます。 <文/斉藤由貴生>
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

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