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もう「写ルンです」の会社じゃない。カメラから医療へ…富士フイルムが成功したワケ

「写ルンです」は過去のもの

「お正月を写そう♪」 「フジカラーで写そう♪」  このCMソングで想起されるあの富士フイルムですが、90年代のコギャルブームを後押しした「写ルンです」の時代からは考えられないような別事業が主な収益源になっていることをご存知でしょうか。  実は、富士フイルム製品が活躍する場所は、かつての渋谷センター街や京都の金閣寺、浅草の浅草寺前ではなく、病院や研究所なのです。そう、いまの富士フイルムは「医療機器や医薬品のヘルスケア事業」が主力事業となっています。  なぜ富士フイルムは医療機器を主軸製品とするに至ったのでしょうか。長瀬智也さんも、樹木希林さんも知らない富士フイルムの真実を3分でお届けまします。
使い捨てカメラ

写真はイメージです

富士フイルムのヘルスケア事業がなぜ、すごいのか

 富士フイルムの「健康」を基軸にしたヘルスケア企業への変革の歩みは、順調そのものです。  5月12日発表された2021年3月期の富士フイルムのヘルスケア事業の営業利益は558億円。前期比69%増と驚異的な数字となっています。  また、22年3月期も前期比25%増の見通しで2桁増益が続き、さらなる飛躍が見込まれています。まさに、絶好調なのです。  コロナでダメージのあったドキュメント事業に代表される他のセグメントのマイナスをヘルスケア事業の利益はすべて飲み込み、増益に至らせているのです。この絶好調の理由、それは2008年の買収まで遡ります。
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絶好調の“2つのポイント”
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