更新日:2021年07月25日 12:52
カーライフ

意外と知らないコインパーキングの罠。失敗しない選び方とトラブル回避法

意外にやってしまう駐車番号の見間違い

 精算時に、間違って他人の駐車料金を払ってしまうのも、コインパーキングあるあるの1つだ。  6と9など、駐車番号をよく確認することは言うまでもないが、支払う前にざっくり自分の駐車料金を計算して、精算前に請求額に違和感がないか考えることで、他人にお布施してしまうリスクを下げられる。また、できるだけ精算機の近くに止めることで、駐車番号を見間違える確率を下げることができる。駐車番号を発券してくれるコインパの場合は、駐車時に忘れずにもらうべきだろう。  なお。間違って他人の駐車料金を払ってしまった場合は、とりあえず運営管理会社に電話してみよう。最近の精算機のなかには、一部その場で返金が可能なものもある。だが通常は払い損になるケースがほとんどなので、気を付けよう。

ロック板のないコインパの罠

 最近増えてきたロック板のないコインパーキングの場合、間違って他人の駐車料金を払ってそのまま出庫してしまい、結果的に「不正利用」となってしまうトラブルが多発している。
コインパ

ロック板がないコインパ(筆者撮影)

 これまでのコインパーキングであれば、ロック板が上がったままなので気付くことができるが、ロック板がないコインパーキングだと気付くのは難しい。その場合でも「自分の支払うべき駐車料金を払わずに出庫した」ことになり、後日ナンバープレートの画像情報をもとに所有者に請求書が送られてくることになる。  気付いたら早めに運営管理会社に連絡しよう。  また最近多い不正利用は「ちょい止め」。「数分だったら無料」と勘違いして、買い物に行き数分後にお金を払わず出庫する人がいるが、これは「不正出庫」にあたる。後日自宅に請求書が来てビックリ、なんてことになる。  もちろん、細心の注意を払っても避けられないトラブルはあるのだが、少しでもリスクを下げるために参考にしてみてほしい。 文・撮影/柳川洋 【他の記事を読む】⇒コインパーキングの罠 六本木ヒルズより高い悪魔のコインパは7時間で8700円 【他の記事を読む】⇒コインパーキングの謎「アルファードは駐車しちゃいけなかった!」という驚くべき事実
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