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夏のスパイスカレーは朝食に有能か? 夏バテ、仕事の集中力への効果

都内でスパイスたっぷりな朝カレーが食べられる店

 ここ最近、他にもスパイスたっぷりのカレーが朝から食べられる店が誕生している。  今年2月に四谷にオープンした「スパイスカレー食堂」は朝8時の開店だ(平日のみ)。パリップと言われるスリランカカレーを中心に4種類ものカレーがあいがけになった朝専用メニューが500円で食べられる。  朝用に控えめな量だが、通常の時間帯では1000円以上のメニューが中心なので、かなりお得な価格になっている。

蕎麦とセットでガッツリと

よもだそば

蕎麦ももちろん、インドカレーでも有名な立ち食いそばの名店「よもだそば」

 また、日本橋や銀座でスパイシーなカレーが朝から食べられるのは、なんと立ち食いそば店。 「よもだそば」という店が、そばとともに看板メニューにしているのがカレーで、タマネギをあめ色になるまで炒め、たっぷりのクミンシードとヨーグルトを中心に作り上げた本格的でスパイシーなカレーが、驚くべきことに立ち食い蕎麦屋で食べられる。
よもだそば

手羽先がごろりと入ったよもだそばのインドカレー。「蕎麦屋のカレー」からは想像できないほどスパイシーな味が特徴

 そばとセットで注文するのもよし、箸でほぐれるほどホロホロに煮込まれた手羽元が、丸々一本入っている単品カレーも490円という安さ。高級な街で、気軽に朝カレーができる店だ。  一般的になってきた朝カレー文化が、今年に入ってよりスパイシーになってきた。コロナ禍で、夜の営業の縮小を余儀なくされている飲食店の救いと、美味しさと健康という一石三鳥のスパイス朝カレーを食べれば、体の芯からジワジワと熱くなり、夏バテ防止にも一役買いそうである。 取材・文/Mr.tsubaking
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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