東京大学の“隠された食堂”で提供されるスパイスカレー。現役学生が「見逃せない逸品」と語るワケ
―[貧困東大生・布施川天馬]―
以前の「東大学食カレーレビュー」の記事は、予想以上の大反響をいただいた。コメントを拝見する限りでは、どうやら30年~40年前の学食は美味しかったようで、施設の経年劣化がまずさの原因とする仮説が一層信ぴょう性を増した形に。
ところで、みなさんは東大駒場キャンパスにもう一つの隠された食堂があることをご存じだろうか。駒場キャンパス学生食堂の2階には「Dining 銀杏」というレストランが設置されている。
ここは1階とは価格帯が異なり、600円~程度出さないと食事できない「高級」レストランであるが、その分だけクオリティも上がっている。
やはりというべきか、ここにもカレーはあった。それも、東大スパイス部とのコラボメニューであり、これは見逃せない逸品だ。
だが、触れ込みに対して、このカレーを頼んでいる学生は、取材時に見渡した限りでは、一人もいなかった。一体なぜだろうか。今回は、隠された2階食堂のカレーの秘密に迫る。
こだわりを感じる逸品
帯に短し襷に長しな結果に
1
2
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
記事一覧へ
![]() | 『東大式節約勉強法』 目標達成のための最短ルート、最小コストの具体的な方法が満載 ![]() ![]() |
![]() | 『人生を切りひらく 最高の自宅勉強法』 週3バイトしながら東大に合格した著者が明かす「最高の勉強法」 ![]() ![]() |
![]() | 『東大合格はいくらで買えるか?』 東大生100人調査でわかった教育投資の正解 (星海社 e-SHINSHO) ![]() ![]() |
記事一覧へ
この連載の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
東京大学の“隠された食堂”で提供されるスパイスカレー。現役学生が「見逃せない逸品」と語るワケ
夏のスパイスカレーは朝食に有能か? 夏バテ、仕事の集中力への効果
“スパイスカレー作り”にハマる男が増加中。「家ごもり中に“実験”感覚で」
この記者は、他にもこんな記事を書いています