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50万円から購入できる軽井沢の格安別荘は“買い”なのか

 腕時計投資家の斉藤由貴生です。  私は幼少期から、毎年軽井沢の別荘に行っていたのですが、軽井沢が好きで、20代の頃は軽井沢で働いてしまったほど。ですから、ユーザー目線でも、業者目線でも、ある程度軽井沢の別荘事情には詳しい方だといえるのですが、そんな私が今回お伝えしたいのは、軽井沢の格安別荘についてです。

土地、建物込みで低価格のワケ

軽井沢 50万円物件

軽井沢 50万円で売られている物件

 別荘というと、「高い」というイメージがあり、特に軽井沢のような有名リゾート地となると、そういった印象はよりあるといえます。  しかし、実は軽井沢には、かなり安価な価格帯で売りに出されている別荘があるのです。しかも最近では、その値段は50万円ぐらいからあるという状況。もちろん、これは「建物と土地」の値段であります。  別荘に限らず、家というと中古でも数千万円はするというイメージがありますが、なぜ、このような格安物件が軽井沢に存在しているのでしょう。こういった格安別荘は、人気が低下したリゾート地にあるという印象です。  例えば、軽井沢といっても、長野県北佐久郡軽井沢町ではなく、「北軽井沢」と呼ばれる群馬県嬬恋村であるとか、御代田町の「西軽井沢」などと思われるかもしれません。  余談ですが、三島由紀夫の小説で、泣いている女性に「北軽井沢の別荘での思い出があるじゃないですか」と励ました男性が、「旧軽井沢です」と反証されるシーンがあったかと思います。旧軽井沢でないにしても、長野県の軽井沢町ということはそれなりに価値が高いといえます。  そして、そういった軽井沢町の中に、なんと50万円といった格安物件が存在するのです。

格安物件があるエリア

 軽井沢町の中の軽井沢という前提で、軽井沢のエリアを説明すると以下のようになります。 ・旧軽井沢 東京でいうなら、松濤や赤坂といった格式ある一等地といったところ ・中軽井沢周辺 特に南が丘・南原エリアは東京でいうなら、成城といった感じ ・千ヶ滝エリア 堤康次郎が開発した巨大別荘地 傾斜地が多い ・南軽井沢エリア 傾斜地が多い 大規模保養所の中古物件など、思わぬお宝も  いずれも、平地の値段が高く、傾斜地が安価という傾向があります。ちなみにこれは、タワーマンションとは逆だといえます。タワーマンションの場合、眺めが良い最上階が最も高価で人気という傾向ですが、軽井沢の場合は、眺めの良い山頂エリアよりも、何も見えない平地のほうが人気であるのです。  ですから、格安物件があるのは、当然傾斜地エリアとなります。
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格安物件の特徴とは
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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