カーライフ

100万円以下で買える「コスパ最強中古車」8選。値上がりしても不思議じゃない

買った値段と同額で売れる車はある

クラウンエステート

 筆者が、総額50万円・トヨタ3年保証付きで買ったクラウンエステート

 クルマ大好き、腕時計投資家の斉藤由貴生です。私は、普段腕時計を「買って⇒使って⇒高く売る」ということを実践しているのですが、そういったことをするには、ある程度の目利き力が重要です。そして、私はありとあらゆるモノを買うときに、そういった目利きをしているわけですが、腕時計以外で得意なのがクルマです。  クルマは、腕時計と違って、「買って⇒高く売る」ということが難しいのですが、「買った値段と同額」を目指すぐらいは可能。そして、損せず買うということを心がけた結果、これまで私は数十台のクルマを乗り継ぐということができました。というわけで、将来的には「今の値段」で買えなくなりそうなクルマを8車種ほど紹介したいと思います。今回は、今100万円以下で購入可能な国産車という縛りで選んでみました。

世界的に見れば、日本は“レアカーの宝庫”

 日本は、世界有数の自動車大国でありながら、日本という1つの国のために作られた車種が豊富。日本人から見るとレアカーでなかったとしても、ワールドワイドな視点で見るとレアカーの宝庫であります。それでいて、日本の中古車はとても綺麗で安価。まさに、日本の中古車を取り巻く環境は、オアシスのようであります。  そして、そういったレアカーたちの中には、まだまだ「ぜんぜん評価されていない」という車種があるのです。このところといえば、スカイラインGT-Rが高騰するなど、日本車の価値が上がっているという印象。実際、日産フィガロや三菱FTOといったクルマは、イギリスなどでの評価が高く、多くが中古で並行輸出されています。そのため、すでに値段はずいぶん高いといった状態です。  けれども、その一方で、魅力的な要素を持ちながらも、まだ総額100万円以下で購入可能という車種がたくさんあります。ですから、「日本国内向け」かつ「総額100万円以下(修復歴なし、10万km以下)」という条件で購入可能なクルマで、私が魅力的だと思うモノを紹介したいと思います。
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総額30万円で買える“小さな高級車”
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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