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パチスロ6号機・メダルレス機登場で「有利区間と枚数規制」がついになくなるか

有利区間が存在するから6号機は……

6号機

多様なゲーム性を搭載した6号機が登場しているが……(写真はイメージ)

 この9月から、6.2号機という新しいカテゴリーのパチスロがホールに導入されました。具体的に今までと大きく変わったのは、有利区間の上限が1500Gから3000Gになったこと。1500Gというのは5.9号機から継承された自主規制になりますが、自主規制だからこそメーカー団体側(行政の理解を得られればという前提はありますが)によって見直すことが可能になります。  そもそも有利区間という概念自体が規則にはないもので、あくまで内規というメーカー間での取り決めによるもの。4号機時代にATやARTといった指示機能(成立している役をランプや液晶などで打ち手側にナビするもの)の発明によりパチスロの射幸性は急激に上昇した経緯があるだけに、おそらく行政側としてはあまり好意的に受け止めてはいないと思われます。  でも今さら指示機能を全面的に禁止されたらノーマルタイプに類するものしか作ることができず、多彩な機種開発が不可能になってしまう。そこで自主規制として有利区間という出玉面での歯止めを設けることで、ナビ機能の存在を行政側に認めてもらっている。そう筆者は理解していますが、有利区間が存在するからこそ6号機がなかなか支持されないのも事実。

有利区間3000Gでどう変わる?

 そこで1500Gを3000Gに緩和し、「ゲーム性の幅が広がる」(メーカー開発者)ようにしたのが6.2号機ということになります。どのように幅が広がるか、まず真っ先に思い浮かぶのは低純増の機種でも天井からまとまった出玉が期待できるという点でしょう。  初期のAT機では純増枚数規制がなくなったということで高純増タイプが話題を集めましたが、これは例えば1000Gを天井としたとしてもそこからの完走が期待できるというメリットもあります。  ちなみに完走とは1500Gに到達するだけではなく、もうひとつの、そして重要な数値であるMY2400枚という意味もあります。仮に1000Gで天井に到達した場合、比較的出玉のバランスが良いとされる純増3枚の低純増タイプでは1500Gの場合には1500枚しか獲得できなかったのが、3000Gになれば2400枚という上限の枚数が獲得できますから。  MYとは最大差玉を意味する業界用語。正しくは出玉データを集計しているホールコンピューター上での用語で、一撃出玉とイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
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枚数規制は……
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