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一撃最大3000枚も可能なスロット6.2号機。パチスロ内規改正の詳細を解説

6.2号機は何が変わったのか?

6号機

現在は多くの6号機がリリースされている

 この9月から、6.2号機という新しいカテゴリーのパチスロがホールに導入されました。具体的に今まで大きく変わった点は、有利区間の上限が1500Gから3000Gになったこと。これによって「ゲーム性の幅が広がる」(あるメーカー開発者)と期待されています。  ただこれはあくまで自主規制の枠組み内のものであり、それ故に呼称としては「.2」という小数点の数字のみの変更となっています。ちなみにこれまでは6.1号機だったわけですが、大枠である6号機には変わりありません。  この呼称や規制などは専門誌を熟読するようなマニアでなければなかなか理解されていない方も多いと思いますので、ここで改めてパチスロの6号機についての概要を説明しておきましょう。

パチスロの規則ってそもそも何なのだ?

 まず6号機というのは、2018年2月1に施行された新しい遊技機の規則(※正式には遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則といいます)に則ったパチスロに付けられるものです。それまでのパチスロは5号機と呼ばれていて、この「○号機」という「○」の部分に入る数字は規則の改正にあわせて更新されてきました。  そもそも規則ってなんだということになりますが、これはパチンコやパチスロといった遊技機を製造するにあたり最もベースになるもの。出玉率から役の種類、さらには筐体の構造といったものまで規則に定められており、これを満たさない遊技機はホールでの営業に供することはできません。  そして規則を定めるのは行政で、その根幹となるのは「著しく射幸心を煽らない」こと。射幸性が高いほど人気になるのは、遊技という名目はあっても実質的にはギャンブルであるだけに必然であり、これに一定の歯止めをかけるのが規則の目的だと言えるでしょう。  だから射幸性が行き過ぎていると行政が判断したタイミングで規則改正が行われるのが常で、「爆裂」という言葉が当たり前のようにまかり通っていた4号機から5号機の時もそうでしたし、5号機から6号機の時も同様です。
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規制の内容と獲得枚数
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