そんななか、ドンキホーテから2000円ほどのイヤホンや、3COINSから1650円のワイヤレスイヤホンが販売されるなど、格安ワイヤレスイヤホンが話題になっています。そして、ついに100円ショップのダイソーから税込み1100円の完全ワイヤレスイヤホンが販売され、話題を集めています。 　2種類販売されているダイソー完全ワイヤレスイヤホンは、見た目は高級イヤホンに比べればたしかにチープですが、必要機能は備えており入門に最適なイヤホンです。 　2種類販売されているイヤホンは重低音に特性を振った物と高音側に特性をふった物がありますが、高音タイプはやや音がチープ。ボタン操作がしやすかったり充電インジケーターがあるなど性能や見た目はこちらのほうが良いだけに非常に残念な作りです。 　この音に関しては人により好みが分かれるので難しいところですが、低音タイプは1000円以上のクオリティの音を聞くことが出来るのは間違いないでしょう。とりあえずお試しで完全ワイヤレスイヤホンを試してみたいという人にはダイソーの完全ワイヤレスイヤホンがオススメです。 　一方オーディオメーカーからも安いイヤホンが販売されるようになりましたが、安価な製品ではダイソーと同等か、それ以下なんてものも。 　 　そんな中、スマホメーカーのXiaomiが10月29日に日本で販売開始した「Xiaomi Redmi Buds 3 Pro」が価格以上の性能を秘めているとしてガジェット好きから支持を集めています。 　税込み6990円と安価なイヤホンよりやや高めですが、防水やノイズキャンセリングを搭載しているということもあり、格安イヤホンからのステップアップにも最適。音の遅延など、まだまだ改善の余地はありますが気軽に完全ワイヤレスイヤホンを試せるようになってきています。まだ試したことのない人はこれを気に試してみてはいかがでしょうか。 ＜文／板倉正道＞ テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク