ライフ

感染症対策グッズの進化が止まらない。インフルにも備えたい最新アイテム5選

ここまで増えた感染症対策グッズ

 手洗いやうがい、マスク着用にアルコール除菌とコロナ禍になり、感染症対策はもはや生活の日課となっています。昨年は、コロナによりマスクやアルコールなどの転売も横行し、必要なのに手に入らず転売価格で購入せざるを得ない人も多くいました。  Withコロナが当たり前のように浸透した2021年は、供給も安定し、転売騒動も落ち着いてきています。  しかし、この時期忘れてはいけないのがインフルエンザ。暦の上ではまもなく冬に切り替わる季節ですが、コロナ禍での感染対策も積極的に行われているということもあり、昨年はインフルエンザが流行することはありませんでした。ですが、今年は大流行の恐れがあるとも言われています。
厚労省 インフルエンザ

厚生労働省インフルエンザ総合ページでは毎週発生状況が報告されている

 コロナやインフルエンザ、様々な感染症対策グッズがコロナにより爆発的に世に登場しています。  人が集まる場所にはもはや設置が当たり前となった感染症対策グッズ。Withコロナの現在、義務的なアイテムからやや遊び心、心にゆとりを持った感染症対策など様々なアイテムが登場しています。そんな感染症対策グッズの中から最新のアイテムを見ていこうと思います。

エスカレーターの除菌ユニット

 
エスカレータ除菌・殺菌装置

やました電業株式会社による「エスカレータ除菌・殺菌装置」。波長278㎚UV-Cで確実な除菌・殺菌を行う

 エスカレーターの手すりと言えば万人が触り、汚れや菌が蓄積しているといったイメージを取る人もいるかと思います。ベルト自体を抗菌仕様にしたり、清掃の方々が毎日定期的に掃除しているのを見たという人もいることでしょう。  そんなエスカレーターの除菌作業の救世主が、手すりベルトUV除菌装置HoldSafeです。電源不要で、ベルトと接した発電ローラーが回転することで、電力を供給。スタンドアローンで動作するので電源設置などの大掛かりな工事が不要。既存の設備そのままで後付けができる優れものです。  肝心の除菌ライトは、除菌性能に優れた波長のUV-Cを搭載しており、手すりベルトを満遍なく除菌することが可能です。最新機種では、事故防止機能も搭載されており、巻き込み防止の安全ブラシが設置されているのでスカートやズボンなどを巻き込む心配もありません。
次のページ
進化型の非接触ツール
1
2
3
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

記事一覧へ
おすすめ記事