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中古車相場の3割引で買える「ナンバープレートなし」のクルマ。乗り出しまでの全手順

オークション代行でクルマを購入してきた

陸運局で予備検を取得。予備検査だけなら、他県など、どの陸運局でも可。空いている陸運局や時間帯を狙うと良い。

陸運局で予備検を取得。予備検査だけなら、他県など、どの陸運局でも可。空いている陸運局や時間帯を狙うと良い

 腕時計投資家の斉藤由貴生です。クルマ好き、なおかつケチな私は、クルマを買う際、いつも利用するのがオークション代行です。このオークションとは、中古車業者の仕入れの場。そこでは、様々なクルマが取引されているのですが、もちろん、業者間取引というだけあって、ナンバープレートが無い車両もたくさんあるのです。  私は、少なくともこれまで10台以上のクルマをオークション代行を通して購入しました。ただ、それらのほとんどがナンバープレート付き車両。1台だけナンバーなし車両を買ったことがありましたが、その際は業者に「ナンバープレートをつける」というところまで代行してもらいました。  先日、「ナンバープレート無し車両」を久々に購入したのですが、今度は、自力でナンバープレートをつけるまでの作業をすることにしたのです。  今回、私が購入したのは三菱エアトレックのターボR。なんと、ランエボと同じエンジンを積んでいるクルマであります。車両本体は約24万円、登録費用などを足した総額は40万円程度でした。ちなみに、同様の程度の車両を中古車屋さんで買うと、安くとも60万円以上といった相場。そのため、自分で登録した結果、20万円以上は節約、相場の約3割引きで購入できたことになります。  ということで、今回は、ナンバープレート無し車両を購入してからナンバープレートをつけるまでの手順をご説明したいと思います。結論から申しますと、結構かんたんな作業でした。

ナンバー無し車両の受け取り

 オークション会場で落札した車両は、陸送会社を通して、自宅まで運んでもらいました。この際、陸送業者の担当の方が、仮ナンバーをつけた状態で、運転して私の家まで運んできてくれるという状態でした。  ちなみに、仮ナンバーには2種類があるといえ、1つが普通の仮ナンバー、もう1つがいわゆる「ディーラーナンバー」というやつであります。ディーラーナンバーは、基本的に業者の方が持っている仮ナンバーで、様々なクルマに付け替えて使用可能。それに対して、通常の仮ナンバーは、原則1回限りの使用となっているのです。  運ばれてきたクルマを、今後私が車庫から出す際、必要なのがこの仮ナンバーであるわけです。
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仮ナンバー取得からの流れ
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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