お金

中古車相場の3割引で買える「ナンバープレートなし」のクルマ。乗り出しまでの全手順

車検証の次は自動車税の申請

 車検証をゲットしたら、次は税事務所に行って、自動車税の申請と、支払いをします。  通常、自動車税は4月から3月までの1年分を5月頃に支払うのですが、今回のように、1年の途中で中古新規登録を行う場合は、月割となります。その月割の基準は、翌月分から3月分までとのこと。私は、11月に登録したため、12月から3月までの自動車税(約1万9000円)をその場で支払いました。  そうして、税の手続きが終わると、ようやくナンバープレートを購入(2枚で1450円)。ネジと封印用のステーを取り付け、待っていると「封印取付者」と腕章をしたおじさんが、近くにやってきて封印をしてくれ、すべての作業が完了です。  こうして、ナンバーなし車両に、無事ナンバープレートが装着。普通に乗れる状態となったのです。 

陸運局に2回にわけて行ったワケ

 予備検査証の取得と、中古新規登録は、どちらも陸運局内で行うため、両方いっぺんに行うほうが効率良さそうに見えます。ただ、今回私は、あえてこれら2つを分けてみました。  というのも、分けたほうが精神的に余裕が生まれると思ったからです。ユーザー車検と中古新規登録、両方合わせても、それにかかる時間はせいぜい1時間程度。しかし、検査に不合格になったり、書類が足らないなどの不備があったなら、1時間では済みません。  陸運局は、16時ぐらいで受付が終了してしまうため、焦ってやると、普段しないようなミスもしてしまうかもしれません。実際、今回私は、2回、陸運局に行ったわけですが、やはり精神的に楽でした。予備検査証の取得と中古新規登録は、別日というのがおすすめであります。 <文/斉藤由貴生>
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

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