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中古車相場の3割引で買える「ナンバープレートなし」のクルマ。乗り出しまでの全手順

ユーザー車検の申請は「素人です」が無難

仮ナンバーでタイヤ交換に

仮ナンバーでタイヤ交換に

 次のステップが「予備検査証」をもらうことです。この書類をもらうためには、「車検」と同じ手順を踏みます。つまり、陸運局に車両を持っていき、ユーザー車検を受けるのです。  なお、ナンバープレートありの場合、素人が車検ラインに並ぶと、優しく誘導してくれますが、仮ナンバーだとプロと判断されるのか、かなり素早く「ウインカー」「ホーン」などと指示されます。ここでは、見栄を張らず「素人です」といったほうが無難。私は、これまでにユーザー車検の経験は何度かありますが、今回も「すみません、素人です」と申請し、係員の方に補助していただきました。  ユーザー車検に合格する手っ取り早い方法は、検査前に、陸運局近くにあるテスター屋さんに行って、「予備検」を受けることです。これは、「予備検査証」と紛らわしいのですが、車検に合格するための予備検査といったところ。車検で不合格になりやすい光軸などを、その場で調整してもらえ、料金も全部で3000円程度が相場といった感じです。

予備検査証をゲット

 私も今回、テスター屋さんに行ってから、ユーザー車検を受けようと思ったのですが、時間がなかったため、そのまま陸運局でユーザー車検を受けることに。左の光軸が一度「☓」となり不合格可と思いきや、2度目で大丈夫だったようで、無事合格。「予備検査証」をゲットすることができました。  ちなみに、車検というと、10万円程度の費用がかかるイメージがありますが、その主な内訳は「重量税」と「自賠責保険料」です。予備検査証をもらうだけでは、重量税を支払う必要がないため、この際の支払額は、検査料の2500円だけでした。  なお、予備検査証の有効期限は3ヶ月であるため、その期限を過ぎてしまうと、再度検査を受ける必要があります。
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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