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熟女キャバ嬢が「もらって嬉しい」クリスマスプレゼント。ブランド物より温もりが欲しい

マスクでほうれい線が目立ってしまうように

 続いても熟女らしい回答をくれたのは、大阪の熟女キャバクラに勤務するユウさん(仮名・38歳)。今や生活必需品ともいえるマスク。そのマスクのせいであることに悩まされているという。 「元々、肌がそんなに強いほうではなかったのですが不織布マスクを毎日つけてたら口元が乾燥してほうれい線が目立ってきたんですよ……。なので、お客さんにクリスマスプレゼント何がいい?と聞かれたら『シワ取りクリーム!』と即答しています(笑)。シワ用のクリームって高いのだと1万円以上は普通にするし、ちょっとしか入っていないんですよね。アラフォーにはアクセサリーよりも高級コスメのほうが喜ばれると思いますよ」  そんなユウさんに今までもらって嬉しくなかったプレゼントを聞いてみたところ、「ハンドクリームとボディークリーム。友達からたくさんもらうし匂いが好みじゃないと使わないから」との回答が。女性同士の定番のプレゼントはわざわざ客からは欲しくない……といったところだろう。

ステイホームを充実させるスリッパ

 続いて、答えてくれたのは都内の熟女キャバクラに勤務するレイナさん(仮名・36歳)。バツイチで小学生の娘がいるレイナさんがほしいというプレゼントとは……。 「今年は娘の休校で家にいる時間が多かったですね。ステイホームを楽しめるグッズも嬉しいのですが、何気に今1番ほしいのはスリッパ。履く時間が増えたのですぐダメになっちゃうし、洗濯機で洗うのも衛生的に気が引けます。感染対策として客用スリッパもいくつか買ったので、今年はスリッパに相当お金をかけましたね。だから、ちょっといいブランドの自分用スリッパがあったら気分が上がりますよね」  毎日、履くスリッパはコロナ禍において特に需要が高まっているようだ。よほどデザインが好みでない限り、いくつあっても困らないしプレゼントとしておすすめだ。ちなみにレイナさんにも今までもらって嬉しくなかったプレゼントを聞いてみたところ、「派手過ぎるアクセサリーは店以外でつける場所がないのでいらないです」との回答が。
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熟女キャバ嬢がいらないプレゼントとは……
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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