更新日:2022年11月18日 20:40
デジタル

ダイソーの100円充電池の実力は? パナソニック製エネループ(300円)と比較した

単3型充電池の容量を比較

ReVOLTES  LOOPER

2022年4月現在、ダイソーで購入できる充電池は「ReVOLTES」と「LOOPER」

さて今回も日常で最もよく使われるであろう単3形充電池を比較してみます。 比較対象はロングライフ充電池のパイオニア「エネループ・スタンダードタイプ」。現在販売されている単3形エネループは、公称電圧1.2Vの容量1900mAhとなっており、約2100回の充電が可能です。 ダイソー充電池は2021年末ころから市場に出回り始めた新型充電池「LOOPER」。公称電圧1.2Vの容量1000mAhとなっており、充電可能回数は未記載です。

100均充電池の容量はエネループの約半分

100均充電池はエネループの約半分程の容量なので、今回はさらに旧製品の「ReVOLTES」にも登場してもらいます。ReVOLTESは公称電圧1.2Vの容量1300mAh。旧製品ですが、まだまだ購入できる店舗は多いので見たことがあるという人もいることでしょう。逆に新型LOOPERの方がまだ知名度は低く見たことが無い人の方が多い状態です。

店舗在庫から無作為に10本を抽出。1A放電の平均値をグラフ化した

計測の結果はというと、やはりエネループ・スタンダードタイプが長時間安定して使えるのが見て取れます。LOOPERはReVOLTESと製造メーカーが違うのに加え、ロットの新しさもあるのか、全体的に大きな差が出ています。 100均充電池を購入するなら新型のLOOPERを購入するといいでしょう。コスパならLOOPER。安心面や長期保存面ではエネループといったところでしょうか。
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過充電防止がもたらす思わぬ裏ワザも
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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