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「ケチなのに、なぜか出世している会社員」がケチらずお金を使う“4つの出費”

夜の席に対して昼の席だとお金は半分以下

ランチ ただ、これからきちんと仲を深めようということを考えると、勢い任せにはせずに最初の頃は酒が入らない場のほうがいいと思います。そもそもの単価が安いことを考えると、時間帯は日中がベスト。  飲食しながら1~2時間話そうと思うと、夜の席に対して昼の席だとお金は半分以下で済みます。  相手の年齢が高いと朝早くから活動していることも多く、朝一番からアポイントがある人もそんなに多くないので、モーニングを一緒に食べることを誘ってみてもいいでしょう。  また、和食よりも洋食のほうが食後の珈琲で会話を楽しめますし、デザートを付けられて形式として整っている感があります。夜に同じような時間を過ごそうと思うと1人5000~1万円くらいかかる内容が昼だと1500~3000円くらいになります。

上積み金額さえもケチると出世から遠ざかる

 喫茶店などでちょっと話すときには大手チェーンは避けて、ちゃんとしたホテルのラウンジか、予算をおさえるにはレトロ調のチェーン店を選びます。  大手チェーンよりも前者では単価が1500~2000円、後者では500~1000円多く支払うことになりますが、安っぽさがないために、得られる信用のコスパという点ではいいでしょう。  同じ相手と同じ話題をしても、ファーストフードで聞くのと、わずかでも雰囲気のあるお店で聞くのとでは、印象はだいぶ異なります。この上積み金額さえもケチってしまうと、出世への道からだいぶ離れることになります。
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お店選びの主導権を握ることも重要
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株式会社リヴァイタライゼーション代表。経営コンサルタント。東京大学大学院修了後、投資会社、経営コンサルティング会社で企業再生などに従事したのち、独立。現在も企業再生をメインとした経営コンサルティングを行う。著書に『好景気だからあなたはクビになる!』(扶桑社)などがある

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