ライフ

「ケチなのに、なぜか出世している会社員」がケチらずお金を使う“4つの出費”

「前のめりな姿勢」が足元をすくうことも…

読書 新刊ですと1500~3000円かかりますので単に高いということと、「買ったからには」と前のめりな姿勢で変なタイミングで話題にしてしまって微妙な空気が流れるデメリットがあります。  その点、古本で出費を抑えていれば、話題にならなくても「別にいいや」で済ませられます。絶対額が少ないので10回やっても総投資額は5000円くらいなので、外食やお酒に比べたらどうってことありません。  継続的に繰り返せることでちょっとした知識が増えていって物知りに見られ、どこかで役に立つメリットもあります。

「まだ読めてないんですよ」でも十分

 さらには、もしも古本で読んだ話のネタで盛り上がることができたら、数百円でプライスレスなリターンを得られるという、得も言われぬ快感になります。  会話の流れで、いま売れている新刊本の話題になってしまったら、「私、まだ読めてないんですよ」で十分です。むしろ「どんな内容が印象的だったんですか?」と話題を掘り下げていけばいいでしょう。  目的は会話を深めることであって、知識でマウントを取ることではありません。
次のページ
リモートで済ませてはいけない局面
1
2
3
4
5
6
7
8
9
株式会社リヴァイタライゼーション代表。経営コンサルタント。東京大学大学院修了後、投資会社、経営コンサルティング会社で企業再生などに従事したのち、独立。現在も企業再生をメインとした経営コンサルティングを行う。著書に『好景気だからあなたはクビになる!』(扶桑社)などがある

記事一覧へ
おすすめ記事