カーライフ

新型Zで湾岸を流したら。令和と昭和の融合を感じた夜

夜の湾岸を走り…

オートクラブ

実はフェアレディZは日本名。海外では「Nissan Z」で販売されています。現在受注停止中ですが、一応お知らせすると価格は524万1500円~。最高出力405馬力のV6ガソリンターボエンジンを搭載し、6MTと9ATを選べるFR(後輪駆動車)です

 昭和世代の私は、新型フェアレディZで夜の湾岸を走り、目頭が熱くなった。このクルマは昭和の完成形だ……。  初代フェアレディZが生まれたのは、1969年。新型は、その初代をモチーフにデザインされている。乗った雰囲気もどこか昭和っぽい。ただし性能はケタはずれ。すべてが超絶すばらしくなっている。古き良き昭和が、完璧な形でリボーンしている!  フェアレディZはもう買えない(たぶん)。でも、走っている姿を見ることはできるはずだ。首都高湾岸線で新型Zを見かけたら、心の中で手を合わせて拝みましょう……。

【結論!】

もう買えないであろう新型フェアレディZに乗れて、本当にシアワセでした。今後はもう見るだけでいいです。オーナーのみなさま、できれば夜の首都高湾岸線を走ってください! 待ってます。
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型式名は「RZ34」
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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