更新日:2024年11月14日 16:29
恋愛・結婚

タイで少数民族の男性と8歳の「年の差婚」した日本人女性。紆余曲折を乗り越えて

 だれもが一度は「海外移住」に憧れたことがあるかもしれない。タイ北部はその温暖な気候などからリタイア後の移住先として日本人に非常に人気が高い。とはいえ、そのタイ北部でもラオスとの国境のメコン川に位置するチェンコーンに住む日本人は今回紹介するひろ子さん(44歳)ただひとり。
パパイヤヴィレッジ

タイ・チェンコーンのゲストハウス 「パパイヤヴィレッジ」オーナーのひろ子さん

 彼女はこの地で少数民族“カム族”の夫と結婚し、「パパイヤヴィレッジ」というゲストハウスを経営している。そこに至るまでの経緯を訊いた。

少数民族“カム族”の夫は無国籍

もも

ひろ子さんの次女のももちゃん(5歳)

 ひろ子さんは大阪の高校を卒業後に東京でアルバイトし、貯めたお金でバックパッカー旅行に出ていた。その途中でチェンコーンに立ち寄り、泊まったゲストハウスでのちに夫となるシンさんと知り合った。彼はひろ子さんの8歳年下でそこのスタッフだった。一目惚れだった。 「目がすごくきれいだったんです」  そしてひろ子さんからのアプローチで交際に発展。すぐに結婚も決まったのだが、それからシンさんのことについてわかったこともあった。彼はラオス北部を中心に居住するカム族だったのだが、「国籍がなかった」のである。

IDカードには「タイ人ではない」と明記

国際結婚

ひろ子さん(右・44歳)と夫のシンさん(左・36歳)。8歳の年の差婚

 シンさんの父親はラオスで反政府活動を行い、逮捕・収監されていた。その後、脱獄して家族を連れてタイに国外逃亡する。が、タイは難民を受け入れていない。シンさんはタイのIDカードを持ってはいるが、そこには「タイ人ではない」と明記されており、チェンコーンのあるチェンライ県内の移動しか認められていなかった。  そのため、結婚後にシンさんを日本に連れていくのは到底叶わないことだった。しかし、そんなことはひろ子さんにとって結婚の障壁とはならなかった。 「もともと子育てはチェンコーンでしようと思っていたんです。日本よりも子供をのびのびと育てられますから」  結婚後しばらくして長女を出産。シンさんはゲストハウスのスタッフを辞めてツアーガイドの仕事を始めた。ひろ子さんは子育てに専念するつもりだったが、シンさんは自分の収入だけでは心もとなかったのか、彼女にも働いてほしいと頼んできた。
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金銭感覚の違いで夫と口論
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バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。

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