恋愛・結婚

SNSで賛否両論「デート代奢り奢られ論争」で発言者が“炎上”するワケ

Twitter上で男女の「奢り奢られ論争」が勃発

仲良く乾杯をするカップル

※写真はイメージです。以下同

 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。  筆者は100人以上の女性との恋愛経験があり、現在はLINE公式サービスにて、年間約1500件のペースで恋愛相談を受けていますので、その経験則や知見から恋愛論を語らせていただきます。  さて、セクシー女優・深田えいみさんが2月12日にTwitterに投稿したデート代についてつづった気持ちが拡散されて、あちこちに飛び火しています。 <デート代、なんで男が払わなくちゃいけないのって言葉 女性はそのデートの為に準備して洋服、メイク、美容代も入ってると思う 全部安くない。リップだってブランドなら4000円はする 可愛いって言って欲しくて、その為に凄く早起きして準備してる それを考えた上で、女性に出してあげて欲しいって思う!>(深田さんのツイートより、現在は削除済)

元AKBや元セクシー女優、フィフィも論争に参戦

 この深田さんの投稿に、元AKB48の大島麻衣さんや元セクシー女優のあいかりんさんらが賛同・共感する声をあげ、賛否両論が巻き起こっています。  また、エジプト出身のタレントであるフィフィさんは、Twitterで次のような持論を展開。 <家事は女性がするものだ!には発狂して、食事は男性が奢るものだ!には黙り…何が男女平等やねん。上げるならどちらにも声上げなきゃだよ。>(フィフィさんのツイートより)  個人的にはフィフィさんのこの発言がもっとも的を射ていると思っており、フェミニストの有識者の方々は、深田さんらの主張にもっともっと大きな声で異を唱えるべきだと考えています。  しかし、ここからはあえて大局的なフェミニズムの観点の話はひとまず置いておいて、日本の恋愛市場という局所的な観点からこの論争について考察していきます。
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けっきょくは個々人の価値観の問題でしかない
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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